イエメンで自爆テロの報道を見て

金曜日にイエメンの首都サヌアで、シーア派のモスクが2ヶ所自爆テロに会い、130人以上が死亡したと、と今朝NHKのニュースでやってた。現在首都を制圧しているフーシ派の支配地域の北部の町のモスクへの自爆攻撃は事前に発覚して未遂だったらしい。

イスラム国系のグループが犯行声明を出してるけど、まだ確認はされてないらしい。

1月にハディ大統領を辞任させてから首都を制圧してるフーシは、シーア派。スンニ派のイスラム国系グループやイエメンのアルカイーダによる度々の攻撃がされてきたらしいけど、モスクへの爆撃はレアなことだという。
アルカイーダ系はイスラム教徒の市民への大規模な攻撃は、ためらってきたみたいだけど、犯行声明を出したイスラム国系のこのグループは、暴力の対象について何のためらいもないようだ。

ここのところアデンの空港での衝突、同じくアデンの大統領宮殿への戦闘機による空爆、フーシ派サポーターだったジャーナリスト殺害など、次から次に報道されてたけど、詳しいことはよくわからない。

ジハーディストの世界でもライバル関係ってのがあるみたいで、ローカルな過激派のグループがイスラム国を名乗ることで、その世界でのランクを上げるって、そういうものですか、としか言いようがないけど。

首都や北部を抑えるフーシ派勢力と、南部アデンで大統領続投してる宣言をしたハディ大統領の勢力と、治安部隊とかにも影響力を残している前大統領サレハ氏、アラビア半島のアルカイーダに、イスラム国系のジハーディストグループ。とりあえず名前の上がってるところを並べてみたけど、イエメンは本当に内戦の崖っぷちにいるらしい。

権力の真空地帯で、アラビア半島のアルカイーダのような西側でのテロを志向する勢力がますます力を蓄える、ってことになったら、テロとの戦いって、いったいどういう方向に進んでいくんだろう。