2013年末時点で、世界中で5120万人が避難を余儀なくされたそうだけど、、

今朝NHKで、難民申請を認定されなかった4人のシリア人が、東京地裁に提訴するといニュースをやっていた。アラブの春以来60人以上のシリア人が難民申請をし、そのうち一人も認められていないとも言っていた。

法務省のサイトを見たら、平成25年の日本における難民申請数は3260人で、前年比715人増、難民として認定されたのは6人、認定されなかったのは3420人、難民認定はされなかったものの人道的な配慮が必要として在留を認めたのは151人だという。

日本が難民条約に加入したのは1981年で、難民の受け入れが始まってから30年以上が経つそうだけど、難民として認定されたのはごくわずからしい。難民認定申請者数は、1996年から2005年までの10年間で、年平均274人、それが2006年に954人に急上昇、以来年によって変動はあるものの、基本右肩上がりで推移していて、2013年には過去最高の3260人が、難民認定申請をした。

同じ期間に難民として認定された人の数は、1996年から2005年の10年間に、157人。10年間の難民認定率は、約5.7パーセントだ。

その後の2006年から2013年までの8年間の認定申請者数は、総数で、13631人、認定者数は246人、8年間の平均認定率は、1.8パーセントだ。

2011年には、衆参両院の全会一致で、『世界の難民問題の恒久的な解決と難民保護の質的向上に向けて、アジアそして世界で主導的な役割を担う』という決議を採択したそうだ。これは、難民の保護に国を挙げて取り組むことを宣言する世界で初めての試みだそうだけど、その年の難民認定者数は21人、翌年は18人、さらに次の年には6人、、、。

まじですか?

日本の難民認定基準は、国際的基準より厳しすぎるのがいけないらしい。保護より管理、だそうだ。本当に保護を必要とする人の保護より、不正に難民認定申請を利用しようとする人の取り締まりに主眼をおいてるってことですか。生活保護の問題と共通する視点だ。

安倍首相は中東訪問中の演説で、イスラム国と戦っている各国への人道支援を約束したけど、(もちろんお金)、何でもかんでもやりたい放題に見える最近の首相なら、やる気になれば難民認定基準を管理から保護を主眼としたものに変えられるんじゃないの?