本当に学校の歴史って、東京裁判まで行き着かないから、そこのとこちゃんとしたほうがいいいと思う

今日の東京新聞に小さい囲み記事で、自民党稲田朋美政調会長の記者会見での、東京裁判についての発言が載っていた。
稲田政調会長は、26日の記者会見で、東京裁判について
『「指導者個人の責任を問う法律はポツダム宣言を受諾した時点で国際法になかった。事後法だと国際法学会からも(批判が)出ている。法律的に疑問がある」と述べ、平和に対する罪など事後法の適用は罪刑法定主義に反するとの見解を示した。』
サンフランシスコ講和条約東京裁判を受諾したことについては、『「東京裁判が無効という意味ではないが、(判決の)中に書かれている事実関係はきちんと私たち自身で検証する必要がある」と述べた』(東京新聞2・27日付)

どんな流れの中でこの発言が出てきたのかと思って、ネットで検索してみたら、自民党政務調査会長記者会見の中の記者との質疑応答の中で、読売新聞記者の、テレビ番組収録の中での稲田政調会長東京裁判に関する発言について、改めて見解をという質問に答えてのものだった。

裁判の中で、事実が十分に検証されなかったことについて、きちんと自分たち自身で、検証していく必要があるということのようだ。稲田議員は、(ついでにウィキペディアで見てみた)、「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないといけないんです」(『WII』で発言)でその、靖国にに祀られてるA級戦犯については、それを規定する東京裁判は、ポツダム宣言罪刑法定主義に反した二重の意味での国際法違反で、この東京裁判史観克服なしに戦後体制の歪みを是正することはできないし、無謀な戦争に突入した責任をA級戦犯だけに帰すことはできない、という考えらしい。

戦争の責任がA級戦犯だけにあるとは思わない。稲田議員のいうとおり、自分たち(って国民一人一人を指すのか?)で、常に歴史の事実を検証し続けるというのは大切なことだと思う。何も70年前の戦争だけでなく、ブッシュジュニア時代の、日本も真っ先に支持したイラク戦争の検証も、記録も記憶も鮮明なうちにやっといたほうがいいですね。

けど、東京裁判が、事後法で法律的に疑問がある、というような発言が政治家から出るたびに、「だからなんなの?」って思う。政治家がそういう発言をすることが、支持者受けする以外、どんなメリットがあるんだろう。