とりあえずイエメンのこと

イエメンのハディ大統領が自宅軟禁から解放され、出身の南部の都市アデンに戻った。解放されたという説と、女装して冷凍食品の間に身を隠してトラックに乗り込んで逃げ出したという説があるみたいだけど、とりあえずHouthisの勢力の及ばない南部に戻ったのは確かみたいだ。

日曜日には、南部の知事たちや武装勢力の指揮者たちを招集して、大統領辞任の取り消しを宣言したらしい。
金曜日に国連の仲介でようやく、Houthisと対立勢力のグループの間で、現在の議会はそのままに、今まで代表を送れなかったグループからも声を届けられるような暫定議会の設立で合意を得たと思ったら、大統領辞任撤回宣言。
辞任撤回宣言で、合意はどうなるんだろう。

Houthisは、北部を基盤とするシーア派の分派の勢力で、南部には独立をしたがってる勢力がいて、アラブの春でその座を追われた元大統領も一定の勢力を保ってるらしいし、「アラビア半島のアルカイーダ」という過激派テロ組織もある。(ここの所の一夜漬けで、これくらいはわかった)

ハディ大統領と一緒に辞任させられた政府の閣僚たちは未だ軟禁状態で、ハディ大統領はその解放を要求したみたいだけど。

西側は、イエメンの混乱状況が続くことで、アラビア半島のアルカイーダ(国際的なテロをやる組織らしいから)の利になることを心配している。

きちんとした統治組織がないことで、電気や水道などのインフラ設備も稼働せず、都市部でも子供が水汲みの重労働をしてるというのを読んだりすると、アラブの春ってなんだったんだろう、って思うのは、遠いところからの傍観者だから言えることなのかもとも思うんだけど。