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イエメンについてとりあえず忘れないうちにメモっとく

『イエメン分裂危機』(2月10日付東京新聞

イエメンはアラビア半島の先端をオマーンとちょうど半分こするような形にある国で、隣にはサウディアラビアがある。東隣のオマーンも、北隣りのサウジアラビアも、君主制でお金持ちの国なのに、イエメンは中東の最貧国の一つで、共和制の国だ。記事では、イエメンが分裂の危機に直面しているという。
この間まで場所も知らなかったイエメンだけど、1月の終わりころのクーデター(?)の記事を読んでから、ちょっとだけ新聞報道には注意するようになった。

イエメンは16世紀頃から北部をオスマントルコに支配され、1918年にイマーム王国として独立。1962年には共和制革命で王政が廃止され、共和国になった。これが北イエメン
南イエメン地域では、1839年に英国が主要な貿易港であるアデンを占領し、南イエメン地域を保護領に。第二次大戦後、反英運動が激化、1967年英国から独立、1969年には社会主義政権が成立。これが南イエメン

その後、70年代80年代の度々の武力衝突を経て、1990年にようやく南北統合し、現在のイエメン共和国が成立した。と、外務省のサイトに書いてあった。

2011年にはイエメンにもアラブの春が来て、30年以上政権を維持したサーレハ大統領が、副大統領のハーディに政権を委譲した。(サーレハ大統領は、北イエメンで1970年代から政権をになっていた人で、そのまま統一イエメンの初代大統領に選出されたそうです。今も影響力があるらしい)
で、そのハーディ大統領は、シーア派武装勢力ホーシーに軟禁状態に置かれ、先月22日に辞任。政権は崩壊し、ホーシー派が実権を握ったらしい。

どうやらイエメンは三つ巴状態で、国家が崩壊の危機に瀕しているらしいのですが。記事では、南部独立派が活気づくとあった。

北を基盤にするホーシー派(イスラム教シーア派)、南部の独立を主張する南部運動(通称ヒラーク)、「アラビア半島のアルカイーダ」(ホーシー派と対立関係、アメリカが無人機攻撃をしているテロ組織)

ホーシー派のクーデター(と非難されてるようですが)以来、アメリカは大使館を閉鎖し、他国も閉鎖するそうで、本当崩壊の危機らしい。
経済的にも、国連特使にフリーフォール状態とか言われ、木曜日には、南部の重要な石油生産地区にある軍の旅団司令部をアルカイーダに取られてしまったらしい。

ホーシー派は反米で、無人機攻撃にも反対してるみたいだけど、今の所、無人機攻撃の邪魔をすることもなく、なんとか政権を安定させたいみたい。国連も間に入って、なんとかイエメンが崩壊しないように頑張ってるらしい。政治的空白は、アルカイーダを利するだけだし。

アラビア半島の付け根の方ではイスラム国、先端では「アラビア半島のアルカイーダ」じゃ、サウジアラビアもおちおちしてらんないんじゃないかと地図を見ると思うけど、どうなんでしょう。

何れにしても、一番のしわ寄せは国民が受けるってことだけは、確かだ。