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テロに屈する?

今朝の新聞に、アメリカは人質の交換に二重基準があるという記事が載っていた。
アメリカは 昨年5月、アフガニスタンタリバンに拘束された自国の兵士1人とグアンタナモ基地に拘束していたタリバン幹部5人の人質交換に応じた。が、これは「戦争捕虜」の場合の特例みたいで、民間人については、テロリストには譲歩しないという基本原則は堅持してるという。

人質解放のため交渉するってことは、ヨルダンにしても日本にしても、多くのことを捨てる覚悟でやらないとならないんだろうと思う。イスラム国にとっては、人質による身代金も収入源の一つで人質ビジネスだという。ビジネスって言ったって、人質をとられた側からすれば、圧倒的に不利なもので、一人の犠牲者も出さずに武力で奪還でもしない限り、人質が無事に帰ってよかったね、で終わるってことはないような気がする。

身代金を払って解放されたと言われている欧州の人質にしても、殺された英米の人質にしても、結構長い期間拘束されてたようだけど、その間イスラム国と各国は交渉を続けていたんだろうか。
今回、このようにあからさまに身代金が要求されたビデオの公開は初めてだと、専門家はいう。
水面下の交渉がうまくいかず苛立って、このような形になったのか、そうではなく初めからこのような形で行くことを今回は選択したという事なのかわからないけど、次々と条件が出されて、期限が設けられて。まるでメディアに話題を提供するためにやってるかのような、こんなやり方でやられたら、どんな言葉で繕ったって、テロに屈した、という形になってしまうんじゃないかと思う。

二重基準の問題はあるにせよ、テロリストには譲歩しないという姿勢を貫いて、自国民の犠牲者を出している英米にすれば、苦々しい顔になるのは仕方ないだろうなと思う。(イスラム過激派が、今のようになったのは元をただせばどこに行くんだ?ということは置いといても)

積極的平和主義だの、地球儀を俯瞰する外交だのというのを認めるなら、それなりの覚悟ってのも必要になるんだと思うんだけど、自分には出来そうもない。