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子供絡みの報道から

東京新聞が戦後70年の今年、読者から寄せられた俳句の中から金子兜太さんといとうせいこうさんの二人が選者となり月一回選んだ句を、毎日朝刊一面に掲載するという企画「平和の俳句」をやっている。

1月10日は、「あ ひこうき 子供に言える平和かな」という41歳の女性の句だった。選者のいとうせいこうさんの評は「あB29。子供にそう言っていた母親がいた。わずか70年前のことだ。大きな恐怖の中で育つ子供を私たちはこの世に作りたくない。」とあった。

 

この夏イスラエルとの戦争で家を破壊されたガザの人たちを、冬の嵐が襲っているという報道を読んだ。イスラエルの砲撃で、ドアも窓もトイレもない家に住んでいた4ヶ月の赤ちゃんが、ひどい風邪をこじらせて運ばれた病院で亡くなった。

4ヶ月の赤ちゃんというから、9月か10月に生まれたんだろう。夏の間続いた戦闘を、妊娠した身で多分なんとか乗り越えて、やっと生まれただろう子供を、わずか4ヶ月で亡くした親の気持ちを想像すると。言葉がない。

 

ナジェリアでは、土曜日、一人の少女が混雑する市場でベールの下に隠した爆弾を爆破させ、20人ほどの人を殺し、多数を負傷させたという。目撃者によれば、それは幼い少女だったらしい。

子供を兵士にするってこと自体は珍しいことじゃない。けど、爆弾として利用するっていうのは、どういうことなんだろう。