実家に帰って変わらない街並みにホッとした そんな何ヶ月で変わるもんでもないけど

ショッピングモールという単語に初めて出くわしたのは、たぶんパトリシア・コーンンウェルの検屍官シリーズのうちの一冊だったと思う。今みたいに郊外のあちこちにイオンのモールがあるわけではなかったから、モール?どんなの?って思ったのは覚えている。

 

今は車がないと不便極まりない地方暮らしなので、モールがどんなものかはよく知ってる(つもり)

 

モールは便利だ。駐車場は広いし、屋内だし、常に清掃されてるし、映画館も家電量販店も、100均も本屋さんもコーヒー屋さんも服も雑貨も着物屋さんも、ついでにスーパーもある。
通路は広くてあちこちにベンチがあって疲れたお父さんたちが座ってる確率が高い。
パチンコ屋さんはないけど、ゲームセンターはあって、音はうるさいけど照明は明るし、怖そうな人もいない。大体、多分。

 

裏通りがないから子供達だけでも不安なく、回らせることができる。


昨年だか一昨年だか、マイルドヤンキーっていう言葉が流行ったことがある。ブログやら書籍やらでよく見かけた。そんなに肯定的な感じで使われてはいなかったと思うけど、よくまあいろんなラベルを見つけてきて貼ることができるもんだと思った。
で、マイルドヤンキーたちの御用達がモール(だった気がする)

 

ラベル貼りはともかく、モールで異質な人に会わないのは確かだ。出入り口が限られた、巨大だけど、閉じた空間だから、当然と言えば当然なのかもしれないけど。
もともとターゲットにしてる層の人たちしかほぼこないから、托鉢のお兄さんも通路で歌を歌い出す人もいない。

 

小綺麗で便利で空調完備で快適、で、ついでに安心。なんだけど、落ち着かない。子供にいつも文句言われるけど、早足で目的地へ一直線に行ってしまう。単にウィンドウショッピングが出来ない質なのかもしれないけど。

なんとなく、モールに取り込まれるのに、抵抗があるのかもしれない。