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テロって言葉で思い出したこと

時事っぽいこと

昨年の11月、自民党石破茂幹事長(当時)が、国会周辺で行われていた特定秘密保護法反対のデモについて、ブログで述べた発言が批判を浴びた。

 

「今も議員会館の外では『特定機密保護法絶対阻止』を叫ぶ大音量が鳴り響いています。いかなる勢力なのか知る由もありませんが、左右どのような主張であっても、ただひたすらその主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。
主義主張を実現したければ民主主義に従って理解者を一人でも増やし支持の輪を広げるべきなのであって、単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます。」

 

この発言は当然ながら「デモ=テロ」発言として批判を浴び、後日、お詫びと訂正記事が出された。
テロ行為とあまり変わらないという部分を「本来あるべき民主主義の手法とは異なるように思います」と修正、同時に「整然と行われるデモや集会は、いかなる主張であっても民主主義にとって望ましいものです。」

ここで石破さんが言った本来あるべき民主主義の手法がどういうものを言うのかわからないけど、当時国会周辺のデモの様子をニュース映像などで見た時、騒然とした無秩序な、一般の人々に恐怖や威圧を感じさせるようなものには見えなかった。

 

今回の衆院選、沖縄の小選挙区では自民党は全敗だった(比例で復活はしたけど)

議会制民主主義の根幹である選挙で、沖縄県民の意思が示されたわけだ。それこそ石破さんの言う、「民主主義に従って支持の輪を広げ」た結果なんだと思う。

 

「安倍首相は衆院選開票翌日の記者会見で『辺野古移設は唯一の解決策であり、その考えに変化はない』と言い切った」(中日新聞12.17)そうだけど、どう強弁してこの結果を無視していくつもりなんだろう。

それこそ沖縄だけの問題じゃない。日本が民主主義の国だというなら、この結果を、国のトップが無視することなんかできるわけないと思うんだけど。