ダイレクトデリバリーとインダイレクトデリバリー

”ハイキュー!!”2巻30話”飛び方”、対音駒戦、変人速攻がを犬岡に止められてしまった日向が初めて、変人速攻の時にブロックを避けようと意識してボールをヒットしようとしたのを見て、鵜飼コーチが影山に指示した時に出てくる用語。『いつもより少しだけ柔めのトスを出してやれ いつものダイレクトデリバリーじゃなくー』『インダイレクトデリバリー』
変人速攻のズバッとした『スパイカーの最高打点への最速のトス』はダイレクトデリバリーで、このシーンの後の速攻で使われたふわっとしたトスがインダイレクトデリバリー?

ダイレクトデリバリー:『先に助走するアタッカーの打点へ向かって、直線的な軌道、すなわちセット軌道の頂からその手前の段階で、ボールをヒットさせようとする方法』(e-volleypediaより)

もともとは、セッターから位置的に遠いスロット5でのファーストテンポの攻撃を行うためのセット方法として『アタッカーの最高到達点へ向かって最短距離でボールを供給する方法』(e-volleypedia)ですが、『アタッカーのタイミングが一瞬でもずれるとボールにヒットすることが技術的に極めて難しくな』(e-volleypedia)るので、確実なヒットを期すためにセッターは早く低いトスになり、アタッカーも短い助走でコンパクトなスイングになってしまうようです。

インダイレクトデリバリー:『先に助走するアタッカーの打点に向かって放物線状の軌道、すなわちセット軌道の頂点からその後方の段階で、ボールヒットさせるようにする方法』(e-volleypedia)
ダイレクトデリバリーと同じく、元々セッターから見て遠い位置のスロット5のファーストテンポの攻撃のためのセット方法。

放物線を描くようにセットすることで、重力の影響により頂点付近で、0.2秒ほどボールが漂う、そうです。ジャンプしたアタッカーも同じように漂うので、その0.2秒の重なる時間、位置でボールをヒット。セッターにもアタッカーにも余裕ができて、アタッカーはたっぷり助走を取り、高い打点でフルスイングできる。

 

アタッカーとブロッカーが同じような身長で同じくらいの運動能力の場合、ファーストテンポ攻撃に対し、リードブロックなら、ブロッカーよりアタッカーの方が先に踏み切り先に頂点に達するので、ブロッカーの上から打つことができる。
これはセッター近くのスロットでも同じように有効で、ミドルブロッカーの速攻でもバンバン使われているそうです。

”ハイキュー!!”の日向は、身長が低く、その分『一秒でも速く』飛ぶ。で、ダイレクトデリバリー。これは放物線軌道ではないから、漂う時間がない。で、『止まるトス』?

 

この間、テレビでゴルファーの青木さんとスキージャンプの葛西さん他でバンカーからのアプローチショットでピンそばにつけたほうが勝ちって対決みたいのやってたけど、葛西さんの打ったボールはグリーンに乗った瞬間にピタッと止まってた。青木さんもぴったと止めてた。ゴルフとバレーじゃ全然違うとは思うけど、同じ球体だし、もしかして影山の『止まるトス』も本当にできたりして。

 

それにしても、青木さん凄い。解説の人も「あの変なフォームから決めるんだからすごい』みたいなこと言ってたけど。でも、青木さんに教わってもゴルフうまくはなれそうもないような気はする。