FBI長官突然解任の報道を見て

トランプ大統領が、FBI長官を突然解任したというニュースが流れた。
ヒラリー・クリントン氏の私用メール問題への対応に問題があるということを解任の理由に挙げてるけど、FBIが進めている大統領選を巡ってトランプ陣営とロシアの関係についての捜査が理由なのではないかと、いくつかネットで読んだ記事には書いてあった。
ニューヨークタイムズのウェブ版の記事に寄せられた読者のコメントが、午後8時頃見たときには4000を超えていた。かなり大きな反響だと思う。
特別検察官を解任したニクソン大統領のウォーターゲート事件を、思い起こさせるみたいだ。


報道によると、トランプ大統領は、去年の大統領選でのヒラリー・クリントン候補(当時)の私用メール問題蒸し返しの件で、民主党員はコミー長官を嫌っているはずだから、解任も支持されるか少なくても黙認されるのではないかと計算したのではないか、という見方があるらしい。
読みは外れて(?)民主党からは非難の声が上がり、共和党の議員からも批判の声が出てるという。

メディアとトランプ大統領の戦争が激しくなりそう、と、NHKのキャスターが言ってた。
就任してから、型にはまらない、慣習をものともしないやりかたで、世界中から注目を集めてきたトランプ大統領だけど、100日を過ぎてもまだショックを与えるキャパがあるのか、、、って感じに書いてる記事があって、ちょっと笑ってしまった。笑い事じゃないんだろうけど。

 

NARUTOーナルトー 感想 サスケの償いの旅(2)

「本来ならお前は強制的に投獄される身だったから」と、旅立つサスケに、カカシは言った。
カカシによれば、サスケが免責されたのは、無限月読解術の功績と、6代目火影にカカシがなったこと、何より戦争の英雄ナルトの嘆願によるところが大きかったから。

里を抜け、木ノ葉を襲撃し3代目を殺した大蛇丸の元へ行ったことに始まり、八尾捕獲、五影会談襲撃、ダンゾウ殺し。暁への参加。
カカシが言うところの、強制的に投獄されるべき罪なら結構スラスラあげることができる。

五影会談襲撃は、サスケが意図した行動というより、オビトとゼツに仕組まれたものといった方が正確だろうし、暁に加入した件も、サスケの発言からすると、サスケ本人には多分暁のメンバーになったという自覚はないままだったんだと思う。とはいえ、状況から客観的に見ればサスケが暁のメンバーだろうと推測されるのも当然で、となれば自動的にサスケは国際的犯罪者の仲間入りってことになる。失敗したとはいえ、八尾襲撃は、何の縁も恨みもない人を襲って拉致したんだから、言い訳できない犯罪なんだろうと思う。
では、ダンゾウ殺しはどうか。
サスケは歴代火影たちに会った時に、「・・・ダンゾウも復讐としてオレが殺った・・・」といった。そう言った時の表情を見ると、ダンゾウ殺しに関しては、贖罪の意識はないように見える。
その気持ちはその後変わったんだろうか。ダンゾウもまた、里のシステムの中で必然的に生まれる影の部分を背負わされた一人の忍だったと、そんな風に思うことができるんだろうか。(そのように解釈するには、ちょっとダンゾウは、生臭すぎるような気はするけど)

 

旅立つ時にサスケが言った「オレの罪」とは、こういった強制的に投獄されるような罪のことだったんだろうか。それも当然あるとは思うけど、たぶんそれだけじゃないんだろうなあ、と思う。

 

個人的には、そりゃあないでしょう、サスケくん、と思ったのは、里を抜けたサスケを奪還するために、シカマルをリーダーに編成された小隊で木ノ葉の仲間が命がけで追ってきたんだというナルトに言った「・・・ご苦労なこったな」という一言。
イタチに煽られ、大蛇丸に操られての、結果的な里抜けだけど、これまで生きてきた中でできた繋がりを全て断ち切るということは(よくよく思えば木ノ葉の里よりも、今はなきうちは一族を選んだってことになるのかもしれないけど)、サスケにとって他を思いやる余裕はとてもない心の状態だったんだろうとは思うけど。
それでも、チョウジに始まり、キバ、ネジ、シカマルと、命を懸けた戦いを見てきた後の一言だから、そりゃあないでしょう、となってしまった。

繋がりを切ったつもりだったのは本人だけで、本当はずっと繋がっていたんだということに、サスケが気づいたとしたら、贖罪の旅はきっと長いものになるんだろうなあ、と思う。

ハイキュー!! 第252話 後ろ盾 感想

冴子姐さん、若いなあ・・・。5時まで飲んでも残らず元気なんて・・・。

武田先生と烏養さんの反応からすると、稲荷崎に対しては応援団対策もちゃんと練ってたようだ。相手をかき消す大音量じゃなくていい、相手の作るリズム以外の音がサーバーの耳に入りさえすればそれでいい。こういうのいいなあ。
白鳥沢戦第5セット終盤、白鳥沢の大応援団が声を揃えて歌う校歌に、烏野のバラバラな応援が完璧に負けちゃった時の冴子さんの悔しそうな顔は確かに印象的だった。全国でリベンジだ、ってとこかと思いきや。
でも、応援の目的は、相手の応援団に勝つことでもなければ、相手の選手たちを直接攻撃することでもない。
コートの中で戦う選手たちが気持ちよくプレイできる場を、空気を作ることができれば多分それで十分なんだと思う。そうすればそれこそ「奴らは勝手に進む」から。
大将さんが「相手にしたくねー」と思うほどの圧迫感のある空気。結構ひっくり返すのは大変だと思うけど、ちょっとだけ整えられれば良い、なんてかっこいい。横笛の音に空気の色まで変わってく感じがする。

「坊主共の背中を押すこともできないかもしれない」と冴子さんは言うけど、少なくても日向はすごく押してもらってるみたいだ。(日向の場合、相手の応援団にも押してもらってるみたいな特殊な例だけど。)
そして凄いサーブへの期待は観ている星海さんたちにも高まったけど、衝撃の”普通”。日向のサーブの普通さは、星海さんにとっては衝撃的だったみたいだ。
確かに、影山くんのセットアップから繰り出される攻撃は、文字どおり衝撃的だったから、他のプレイへの期待も高まるのは当然なんだけど。
でも、日向はまだまだ発展が超途上。
次のプレイも、相手のスパイクのコースを読んだのはいいけど、ボールはすっぽ抜け(?っていうのかなこの場合)て、でもラッキーなことに足に当たって上には上がった。コースに入らなければ足にも当たらなかったんだから、必ずしもラッキーってことでもないんだろうけど、大将さんの言う通りちょっと恥ずかしいかも。めげるな日向。


田中さんがレシーブしたボールはセッターに返したというより、なんとか上に上がったって感じみたいだけど、影山くんは苦もなく日向の超速攻につなげてしまう。日向が足であげたボールも、コートを俯瞰してる解説者の予測さえ裏切って、端っこまでとばして大地さんが決め切った。
視界の端で捉えてるものの次の動きまで予測しちゃうのかな、それも一度に何人分も。影山くんの一歩目もやっぱり完璧な一歩目なのかもしれない。
影山くんは今の所表情一つ変えずにプレイしてるから、ブロックもそれほど厳しくはないんだろうけど、稲荷崎は優勝候補の一角で上り調子の勢いのあるチーム、ということだから、これからが本番、なのかなあ。

 

NARUTOーナルトー感想  サスケの償いの旅(1)

少年ジャンプで月一連載している、「ボルト」(ナルトたちの子供の世代のお話)では、サスケはボルトの師匠として登場する。
サクラとの間にサラダという子供を授かり、父となったサスケの存在を前提に、改めて1巻から読み返すと最初に物語の展開の面白さに惹かれて一気に72巻を読んだ時とは、また違った視点から読むことができて面白い。
どうしてもサスケの視点から読んでしまうのだけど。

「ナルト」本編のラスト近くで、サスケは一人罪を償う旅に出る。どれほどの期間の旅になるのかわからないけど、外から刑罰を課されるわけではなく、ただひたすらに独りで、自分の犯した罪と向き合う。つらい旅になるんだと思う。

真面目という形容詞はサスケには似合わないかもしれないけど、基本的に真面目な人なんだろうなあ。


サスケは、木ノ葉に対し複雑な思いを今も抱えていると思う。
一族を殺した里。
物事は単純に一面しかないわけではないということは、ある程度の歳になれば誰しもわかることだし、サスケの同期たちも、木ノ葉の里のいい面も悪い面もわかっていたと思う。

 

ただ、サスケの場合は、その暗い面、の中でも相当ランクの高い暗い面に放り込まれたような子供時代だったから、木ノ葉には愛憎半ばする感じの思いがありそうな気がする。もしそうだとしても、それはもうギラギラした感情ではないとは思うけど。

 

サスケは一族を木ノ葉の平和の代償に皆殺しにされた。(一族がクーデターを企てたからという理由があるにせよ、皆殺し以外に道はなかったのかという疑いがどうしても残ってしまう。)
そのことで木ノ葉を、旅に出た時点で恨んでいたかといえば、それは多分ないと思う。愛情が裏返って憎しみに変わってしまったサスケだけど、イタチの言葉で、愛されていたこと・自分も誰かを(父母と兄が主だけど)愛していたことを思い出したはずだし、サスケの周りが愛情であふれていたのも、木ノ葉の里でのことだった。

 

贖罪の旅に出た時のサスケにあったのは、ある種の諦念のようなものだったような気がする。 
誰かの犠牲のうちに築かれる、その他の世界にとっての平和ではなく、誰の犠牲もない平和な世界を目指してサスケも、ナルトも己のなすべきことを唯ひたすらにやり遂げようという道を選んだ。けど、サスケはそれを望みつつ、それは永遠にかなうことのない夢だということを、たぶん根っこでは感じてるんじゃないかという気がする。わずか7歳で一族皆殺しにされたサスケにとっては、それは理屈じゃない。でも、そう感じていてもなお、そのために努力することをやめない。サスケの最後のモノローグにもあるように。

 

 

具志堅さんのインタビューを見て

朝、テレビで具志堅用高さんのインタビューを見た。
出身の石垣島の港を、若いインタビュアーのアナウンサーと歩きながら、沖縄もずいぶん変わったというようなことを話していた。昔は車も走っていなかったからみんな自転車を使っていたんだと言いながら歩いていると、アナウンサーが、何がきっかけで変わったのでしょうと質問した。
具志堅さんは、沖縄返還と即答した。小学生くらいの時で、夜提燈を持って運動してたんですよと続けた。

具志堅さんといえば、バラエティ番組などで独特の空気感で楽しませてくれる人、っていうイメージが強い。クイズ番組でもちょっととぼけたような面白い答えを言って、おもわず笑ってしまうことがよくあるから、小学生の時に夜運動していたという言葉を聞いて、夜中に校庭で体操でもしてたのか?何の運動をしてたんだろうと思ってたら、若いアナウンサーにも予期せぬ言葉だったみたいで、不思議そうに、なんの運動ですかと聞いていた。

具志堅さんは、沖縄返還のですよ、返せー返せーと提灯を持って夜やってたんですよ、と答えた。
不意打ちを食らった気がした。
いつもテレビで見てるちょっととぼけた愉快なおじさんのイメージの具志堅さんが、さらっと当たり前のことのように、小学生の時の沖縄返還運動の思い出を口にしたことが、軽くショックだった。
知らないでいることを後ろめたく思ってしまったのかもしれない。

 

あといくつダシにすれば東京五輪の元を取れると計算してるんだろう、、してないか

都内で開かれた憲法改正を目指す市民らの会合に安倍首相が寄せたビデオメッセージがニュースになってた。
その中で首相は、その後の日本が先進国へと急成長を遂げる原動力になったと、1964年の東京オリンピックに言及した後、2020年も日本人共通の大きな目標となっている、と述べ、新しく生まれ変わった日本が動き出す2020年を新しい憲法が施行される年にしたいと、憲法改正への強い思いを表明した。

共謀罪改テロ等準備罪の新設についても、それがなければ開けないと、首相は東京五輪パラリンピックを持ち出した。

東京五輪パラリンピックが招致運動されてる時は、何も今更日本でやらなくても感が強くてまるで興味なかった。決まってからは、エンブレム問題や、新国立競技場のドタバタや、えらく甘い予算の見積もりなどが次々に報道されて、本当に2020年にオリンピックを開けるの?ってくらいに思ってた。
でもまあ、近づいてくれば盛り上がっていくのかもしれないし、リオのバレーボールはタブレットでだったけど、東京なら生で見ることができるかもしれない。マラソンも見に行けるかも、と思えばまあそれは楽しみにできるかも。とここのとこ思い始めてたんだけど。

テロ等準備罪にしろ憲法改正にしろ、こうもあからさまにオリンピック・パラリンピックをダシにされると、楽しみにし始めた気分がいっぺんに冷めてしまう。
オリンピック・パラリンピックをなんで招致したんだろう?とさえ突っ込みたくなる。

 

トランプ大統領とプーチン大統領の電話会談の報道を読んで

政府軍による自国民への化学兵器の使用に対してアメリカがシリア政府軍基地にミサイル攻撃したのが、4月7日(現地時間)早朝。
その後北朝鮮とアメリカのチキンレース(?)が突然始まって、シリアはどうしてるんだろうと思っていたら、トランプ大統領とプーチン大統領が2日(火)電話会談でシリア問題について協議したという。3日からカザフスタンで始まる停戦協議に、アメリカも代表を派遣することで同意したという。
1月に、ロシアとトルコが主導する形で、アサド政権と反体制派の和平協議が同じカザフスタンで開かれた時、アメリカからは駐カザフスタン大使がオブザーバーとして参加。『米国がシリア問題解決にどの程度主体的にかかわるかも今後の課題となる。』(東京新聞)と、その当時新聞ではそう書いていた。

トランプ大統領は、これからシリアの戦争終結に向けて、ロシアと積極的に協力していくんだろうか。それは回り回って北朝鮮問題にも関わってくるのか、どうなるんだろう。
アメリカは今回は代表を送るというし、国連のシリア担当特使も出席を表明したと報道されてたし、少しづつでもいい方向へ向かうんだろうか。
NYタイムズの記事によると、ロシアからは、シリアの幾つかの地域で政府軍と反政府派を分離し、その間をロシア・イラン・トルコの軍が緩衝材としてパトロールするというような案が提案されるというけど、アサド政権はシリア分割への第1歩になるのではと懐疑的に見てるらしい。
国連主導のジュネーブでの和平懐疑は暗礁に乗り上げてると報道されてる。

ロシア主導のカザフスタン会議は、ジュネーブに代わるものになるんだろうか。

 

今日の朝刊には2日シリア北東部イラク国境の難民キャンプ付近でイスラム国による攻撃で、難民ら約40人が死亡したという。
IS兵15人がキャンプ内外で自爆したほかクルド人勢力シリア民主軍との交戦が続いていると記事にあった