ハイキュー!! 第259話 押せ押せドンドン 感想

影山サーブからまぎれるシンクロで烏野が1点追加、20・20で稲荷崎が2回めのタイムアウト

稲荷崎の監督は黒須さん41歳。「家族で一番自分に懐いているのは多分犬」。娘に洗濯物を別にされてショックを受けたらしい伊達工の監督(確か単行本のどこかにそんなことが描かれてた記憶があるんだけど)と家庭内のポジションが同じなのかもしれない。バレーバレーでやってきて、家族は二の次。そんなパパに愛想尽かして、、、そんな家庭を想像させる。
「犬もせやろ?無視が一番応えんねん」(案外自分のことなのかも)
多分それは日向の事だ。

臨機応変とブラさずいくトコ。区別しろと言われて早速、低いとはいえ3枚ブロックの上からスパイクを決めるトコは、さすがですね。
全国クラスの相手エースが3枚ブロックの上からブチ込んできたのに対して、旭さんは練習してきたタイミングをずらすスパイク(ってよくわからないけど、絵で見ると一瞬時間を止めるようなタメを作ってる感じがする)で勝負にきたみたいだ。全国クラスのエース相手にも臆せず、淡々と自分がみがいてきた武器で勝負する旭さんは、やっぱり烏野のエースなんだと再認識する。結果的にフェイントになっちゃったのはご愛嬌だけど、まあ点取れたし。旭さんもメンタルが強くなったんだなあとしみじみ。

「、、、ここに来てまだ新しい事試すのか カラスめ!!」スパイカーのことはスパイカーに聞け、って感じですかね、木兎さん。

白鳥沢戦を観戦していた及川さんも言っていたけど、烏野には守るべきスタイルがないから、「新しい事に手を伸ばす事に躊躇が無い」
全日本の監督も烏野は「次から次へと新しい事をやってくる」という。4月に入ってきた1年生が主力のチームだから、チームのスタイルが作られるとしてもまだまだその途上にあるんだろうし。何でもかんでも試してみる雑食の若いチームは、それが長所であることは確かなんだろうけど。
でも、「立ち止まったらたちまち押し切られる」ギリギリのところで戦ってる状態でもあるように思う。「飛び道具が出尽くしたところからが本当の勝負」って、怖いなあ。
格下の相手に開かない点差でも、黒須監督も、選手たちも全然焦ってる感じがないし、どのあたりから本当の勝負になっていくんだろう。

 

影山くんはタイムアウトを挟んでもサーブの集中をきっちり保ってる。もう少し伊達工との練習試合みたいな感情の起伏も見たいけど、とりあえず他人に指摘するとこを自分ではきっちり抑えてるのはさすがですね。


この試合の雰囲気がとても軽く感じるのは、双子のキャラクターに引きずられてるのかなと思ってたんだけど、なんだか日向も軽いなあ。
「最早俺は攻撃だけの男では無」「良さげ、、、!我ながら良さげな2段トス。。。!」「貴重な後衛のターンッ」
なんだか練習試合くらいのノリみたいに感じる。格上相手にまったく気後れしてないのは頼もしいと言えば頼もしいんだけど、、、。相手は優勝候補の一角なんだけどなあ。

 

 

 

 

ドイツの「通信アプリ監視」に関する法案通過の記事を読んで

土曜日の東京新聞の朝刊に、「通信アプリ監視 独で容認」という見出しの記事が載っていた。記事によると、ドイツ下院で、22日、「警察がテロなどの犯罪容疑者のスマートフォンの通信アプリにウィルスを感染させ、ハッキングして傍受することを可能にする法案を可決した。」という。通信内容を暗号化するアプリを通じてやりとりをするテロリストに対応するための法案だと、法案に賛成の連立与党は主張。「端末の読み取りには裁判所の許可が必要。対象は脱税やスポーツの八百長、虚偽の難民申請をそそのかす犯罪も含まれる。」
この法案は、「別の内容の法案に後から追加する形で提案され、国会での十分な説明と議論がなかったとされる。」そうで、ドイツ弁護士連盟は「プライバシー侵害につながる法案を、他の法案の修正という形で意図的に隠し、議論をせず急いで通過させた」と批判しているという。
記事には「これまでは、重大な犯罪を起こす疑いのある容疑者の通話やショートメッセージサービス(SMS)は監視できたが、通信内容を暗号化するアプリを通じたやりとりは監視できなかった。」という。

ドイツの国会での十分な説明と議論のなさという時の「十分な」がどの程度なのかわからないけど、異例な形で強硬に採決されてしまった「共謀罪」を思い出す。

ローンウルフ型のテロをすべて防ぐことは、ほとんど不可能な気はするけど、ネットの世界で個人の監視を強めることで防げる犯罪はあるのかもしれない。
情報は、私的なものと犯罪に関するものと色分けされてるわけじゃないから、監視を強めることで、当然プライバシーの侵害につながるという批判は出てくるんだろう。
監視による人権侵害と監視によるテロ防止のバランスをとらなければならないというのはわかるけど、ネットの世界の監視なんて国民一人一人に関わることなんだから、それこそ十分な情報のもとで一人一人が、テロなどの犯罪を防ぐために何をどれほど犠牲にしなければならないのか、じっくり考え、国会では飽きるほど審議しなければならないんだと思うんだけど、ドイツでも日本でもそれに関連する法案(日本の方は今回は直接ネットの監視に関するものではないけれど)が、同じように審議不足と批判される中通ってしまったみたいだ。

なんか変な感じ。

シリアで行方不明になってるアメリカ人記者の報道を読んで

2012年からシリアで行方不明になってるアメリカ人ジャーナリスト、オースティン・タイス氏の解放に向けてのCIAのシリア政府筋との裏外交ルート作りの試みについての報道を読んだ。トランプ大統領が就任してから、交渉は進み、解放までの流れまでかなりいいところまでいったらしい、4月になってシリア政府による化学兵器使用とアメリカによるミサイル攻撃で、状況は一変。解放は棚上げになったみたいだ。
記事の中で印象的だったのは、タイス氏の件について、役人がクシュナー氏とバノン氏に説明した時、バノン氏がまず、なぜシリアに行ったんだという質問を返してきたというくだりだ。
なんだってわざわざシリアなんて行ったんだ?ってニュアンスかどうかはわからないけど、この部分を読んだ時、日本でよく言われる自己責任論という言葉を思い出してしまった。

政府が使うと、責任放棄のように聞こえる自己責任論。

 

2015年にシリアで行方不明になった安田純平さん。当初は、アルカイーダ系の武装勢力に拘束されたという報道だった。
その後去年、「助けてください」と書かれた紙を手にする姿の映像がネット上で公開されたという報道があったけれど、その後はどうなってるんだろう。

報道によると、イスラム国はシリアでもイラクでも追い詰められつつあるという。
シリアでは、反体制派を支援するアメリカとアサド政権を支援するロシア、イランの偶発的な衝突も懸念される状況になってるらしい。ISの撤退が進むほど、狭い地域にあらゆる勢力が集中して、IS後も視野に入れた動きにもなりつつあるみたいだ。

 

日本政府はどれほど安田さんの解放に向けて動いてるんだろう。デリケートな交渉ということなんだろうから、報道されないだけなんだとは思いたいけど。

行方不明になって2年。遠い戦場で助けを待つ2年は、どれ程長く感じられるだろう。

前川前事務次官の会見を見て

前川前文部科学省事務次官が日本記者クラブで会見した。

加計学園問題でキーパーソンは誰だと思うかという質問に、ここのところ注目を浴びている萩生田官房副長官ではなく、和泉総理補佐官の名前を挙げてたのがちょっと意外だった。最初に前川前次官に対して、総理は言えないから代わりにいうという形で、獣医学部の新設の件をプッシュしたのが和泉補佐官だったし、「萩生田官房副長官のご発言概要」文書の中でも、副長官が、和泉総理補佐官から聞いた話として伝えてることからも、前川さんは総理補佐官をキーパーソンだと考えてるみたいだ。

文科省としては、獣医師国家試験を管轄する農水省や、4条件のうちのライフサイエンスなどの新しい需要に関係する厚労省を引きこんで、もっとじっくり検討したい(少なくても30年4月は無理)という思いがあり、その調整役として文教族の頼りになる先生として萩生田官房副長官に依頼し、期待をかけていたという。


52年間獣医学部が新設されなかったのは獣医師会の要請があったからという見方に関連した質問が出ると、前川さんは、問題を規制改革と抵抗勢力の対立という単純な善悪でみる見方は誤りだとし、問題は岩盤規制に穴を開けることではなく、そのあけ方だと繰り返し言っていた。

国家戦略諮問会議、またそのワーキンググループでの検討についても疑問ありという感じみたいだ。国際競争力の強化と国際経済拠点の形成という特区の目的に、今回の獣医学部新設は資するものだったのか、専門家や関係者を呼んでの丁寧な議論だったのか。結構疑問点をあげていた。獣医学部新設の検討プロセスに、一点の曇りもないと言った諮問会議の民間議員の記者会見に対しても、曇りが見えてなかったのではないか、見たくなかったのではないか、見せられてなかったのではないか、と結構きつく反論していた。
人材需要の挙証責任は規制官庁である文科省にありそれができなかったから文科省の負け、という国家戦略特区諮問会議の論のたてかたは単純すぎるし、挙証責任論議は不毛だとも言ってた。


お金を受け取って便宜を図るというちょっとアナログな感じの利益誘導なら、良い悪いもはっきり見えるし、表にさえ出れば、多分わかりやすい構図なんだろうと思う。

前川さんは立場上答えられないと言っていたけど、加計学園問題は、忖度だけでここまでできるのか、それとも何らかの形で指示があったのか。

総理は丁寧な説明をすると言ったのだから、ほんとそうしてほしい。

 

 

豊田議員の録音音声を聞いて

報道によると、元政策秘書の男性に対する暴行、暴言などを週刊誌で報じられた自民党豊田真由子衆院議員が、今日夕方自民党に離党届を提出したという。

元秘書が録音したという豊田議員の音声を昼間テレビで流していたのを聞いた。
びっくりした。あんな風に人が人を罵倒するのを今まで聞いた事がなかった。
元秘書は、録音の前日にも脅迫的とも言えるような言葉を浴びせられたので、何かあった時のためにとICレコーダーに録音したのだという。
番組によると、豊田議員の事務所ではこれまで100人ほどの秘書や関係者が辞めているらしい。豊田議員は2012年初当選の二期目、安倍チルドレンの1人だという。

国会の委員会か何かで発言している姿を映像で見ると、本当にこの人がこんな汚い言葉で、途中歌うような楽しげでさえある調子で、自分より年長の人を罵倒し攻撃したんだろうかと、映像の姿とのギャップがあまりにも衝撃的で議員不信になりそうな気さえした。


でも、この人が国会議員を代表してるというわけじゃないしなあ、と思ってたら、報道によると、自民党の河村元官房長官は、選挙を戦う者とすればあのようなことは起こる、あんな男の代議士はいっぱいいる、と記者団に述べたという。ああいう人がいっぱいいるって、、、。選挙を戦うってのを言い訳にして欲しくない。

元秘書は暴言の他に実際に身体的暴行も受け、警察に被害届を出すことも検討してるという。もし暴行と暴言が事実なら法的にも社会的にも本人が罰を受けるのは当然だろうと思う。
けど、この人の家族のことを思うと、この録音音声をテレビなどでこれ以上くり返し流すとしたら、それには抵抗を感じる。

 

加計学園問題の新文書の記事を読んで

加計学園問題に関連して、また新たな文書が公表された。報道によると、「10/21 萩生田官房副長官ご発言概要」
というタイトルの1枚の文書。


内容は2016年10/21の、萩生田官房副長官文科省高等教育局長のやり取りに関するもので、作成したのは文部省専門教育課の課長補佐。局長からの説明に周辺からの情報を加えて作成したものらしい。
「官邸は絶対やると言っている」「総理は「平成30年4月」とおしりを切っていた。工期は24ヶ月でやる。今年11月には方針を決めたいとのことだった。」など、官邸や総理という言葉が出てくる。

この文書に関して調査を担当した文科省審議官は、その内容について、「不正確であいまいな文書。関係者に迷惑をかけたことをおわびしたい」と謝罪したという。
萩生田官房副長官はこれに対し、文書でコメントを発表(記者会見は中止になったらしい)。
コメントによると、今回の文書のような不正確なものが作成され、意図的に外部に流されたことは理解に苦しむし、強い憤りを感じているそうで、加計学園に関連して総理からいかなる指示も受けたことはないし、自分も文科省に指示してないと、全面的に文書の内容を否定してるみたいだ。

不正確であいまいな文書。省内で何人かと共有するような文書に、不正確なことを書くものなんだろうか。省内の調整を進めるために、官房副長官の名前を勝手に使うなんてことが、それこそあり得るんだろうか。自分の仕事に置き換えてみても普通はありえないと思うんだけど。

ハイキュー!! 第258話 経験値 感想

小学生対社会人?今の日向と宮治の経験はこれくらい差があるのか?日向が本格的にバレーを始めたのは高校入学後みたいなものだろうから、そんなものなのかもしれない。それにしても日向、ランドセル背負うと賢い小学生に見える、気もする。

松川さんがコースを絞らせるブロックを試したとき、金田一にストレートで待ってなと予め指示していた。日向のは跳ぶ直前の思いつきだからフロアとの打ち合わせなしだったけど、西谷さんは日向の意図を理解して、ちゃんとストレートに位置どりしてたみたいだ。ワザとか?と聞いてるから、日向の意図を読んだというより、単純に位置関係を見て反応したって感じなのかも。流石に頼もしい守護神ですね。
1人で止める事ができなければコースを絞るっていう方向へ行くのはわかるけど、数いるミドルブロッカーの中から一番嫌なブロッカーとして松川さんを選ぶとは思わなかった。顔の怖さは一番だったような気はするけど。


「サボんなや サム!!」
主将の冷たい目はちょっと怖いけど、稲荷崎サイドのまたかあって顔からすると、侑と治の言い合いはしょーもない恒例行事なんだろうな。それにしても、「サム」を「ボゲ」に変えたらそのまんま影山くんのセリフにしてもおかしくない(影山くんは関西弁じゃないけれど)気がする。双子の会話の調子は影山と日向の掛け合いみたいだ。
でも、このセリフは日向は言いそうもない。
「全部全力で跳んどったら最後まで保たんわ」
ペース配分とその時の状況を判断して全力で跳ばない選択っていうのもアリなんだろうとは思う。アリというよりそれが普通なのかもしれない。相手にバレバレのところでも手抜きせずガンガン跳んだ挙句に、試合後半はもう飛べませんじゃあ交代要員のいないチームじゃあ使い物にならないし。
でも、日向はそうしない。もう少し経験を積んで状況判断を冷静にできるようになれば変わるかといえば、それでも変わらないんだろうと思う。そういう意味では、影山にとって常に安心して使えるスパイカーなのかもしれない。
安心して使えるけど、一本一本あげる時は真剣勝負みたいな緊張感もあるスパイカーでもある(多分。影山自身、一番厄介な相手だと白鳥沢戦で言ってたし)。月島・影山の埋まらない距離感も好きなんだけど、影山・日向の同じ方向に向かってダッシュしながら抜きつ抜かれつ時に影が重なり合うみたいな関係も、結構好きかも。

とりあえず烏野は同点に追いついて、これで両校共20点台にのった。
双子のキャラクターのせいか、試合の雰囲気は軽やかなんだけど、優勝候補の一角でもある稲荷崎の力は、まだ出し切ってないような気もするし、烏野ももうちょっといけそうな気もするし。
第1セットはどっちが取るかな。