麻生大臣の報道と解散の報道を見て

財務省事務次官(元になるのかな?)によるセクハラ疑惑に対する麻生大臣の対応が批判されている。
まあ確かに放送される麻生大臣の記者対応を見ると、あの態度、言葉遣いは、麻生節なんて呼び方をして、だからしようがないよと思えるレベルを超えている。あのべらんめえ調がかっこいいと、本人は思ってるんだろうか。
時と場合をわきまえない上から目線のべらんめえ調ほど腹がたつものはないなあと、セクハラ問題での麻生大臣と記者とのやり取りを見るたび思う。

麻生大臣は、はめられて訴えられたのではないかと世の中にはいろんな意見がある、と発言したと報道されてる。テレビ朝日の説明を聞いた限りでは、まったくトンチンカンな意見だと思うけど、麻生大臣はどこからそんな意見を仕入れてきたんだろう。

先日の東京新聞の一面に、ここのところ連続して発生している安倍政権での疑惑・不祥事を表にまとめた記事が載っていた。
裁量労働制についての厚労省の不適切なデータ問題や、財務省の決済文書改ざん、自衛隊の日報「発見」問題など、そのうち一つでも国会の議論の土台になる資料の信頼性にヒビを入れるような問題だと思うけど、他にも問題がありすぎて、問題の優先順位をつけないと何が何だかよくわからない。

首相は問題が追求されるたび、行政の長としての責任を口にしてうみを出し切るというけれど、とても信じられない。

この混沌状態を打破するために解散総選挙、が自民党の中でささやかれ始めたとテレビ番組で政治ジャーナリストが発言してた。夕方のニュースでも、解散の話題が出ていた。
ナニ言ってんですか、と本気で腹が立った。
解散なんてことを囁く人たちに対しても腹がたつけど、それを普通に報道して解説するメディアにも腹がたつ。
選挙をなんだと思ってるんだろう。議員の仕事は選挙だとでも思ってるんだろうか。(まあそうとしか思えないけど)
この間、北朝鮮の危機を煽り立てて選挙をしたばかりで、その時も腹が立ったけど、ここにきて解散を言い始める人たちがいるなんて。いくらなんでもそれはないだろうと思っていたけど。

 

解散は野党に対する牽制で、さすがにやらないだろうというのが政治記者の見立てらしいけど、同時に政治の世界は一寸先が見えないとも言っていたから、まるで可能性がゼロって話でもないみたいだ。

前回の選挙の時には首相の解散権について少し議論になったように思うけど、ちょっと真剣に国会で議論してほしいなあ、と思います。

 

 

 

完全、検証可能、不可逆的な核放棄の報道を見て

先日のNスペで、ウィリアム・ペリー元米国防長官が、北の核放棄について、以前より難しいとインタビューに答えていた。そもそも核兵器をいくつ持ってるか誰も知らないのだから、廃棄の検証はもはや不可能だという。

先進7カ国外相会合が共同声明を採択して閉幕。北朝鮮に対しては、完全で検証可能かつ不可逆的な核放棄を実現するという目標を共有、非核化の実現までは制裁を維持する方針で一致したという。
非核化までは最大限の圧力を維持するらしい。

ペリー氏の言うとおり、廃棄の検証がもう不可能な段階まできてるのだとしたら、G7の共同声明の言う、「完全で検証可能」とはどういう意味があるんだろう。

Nスペでは、他の専門家が、アメリカは交渉の第一段階で、核放棄を認めさせ、先延ばしは許さないという見通しを語っていた。彼によると、交渉決裂なら、アメリカは軍事攻撃も辞さないという。アメリカは北朝鮮の自国への脅威は容認しないらしい。
ニューヨークタイムズの記事にも、似たようなことが書いてあった。ホワイトハウス内の戦争について心配してる人たちの中でさえ、会談が早期に失敗することは、価値があるという考え方について、共感を覚える人がいるらしい。金正恩大陸間弾道ミサイルを完成するまでの半年ないし一年の猶予を与えるより前に、その意思を打ち砕くべきだという。

南北首脳会談も近づいてきて、なんとなく楽観的な空気が漂う中で、とんでもなく大切な何かを忘れてるような気がして、楽観ムードに浸りきれないような、変な感じがする。

 

ハイキュー!! 第299話 秩序と無秩序 感想

女子バレーに比べて男子でなかなかラリーが続かないのは、スパイクが段違いに速いからだという。高校レベルではまた話が違ってくるんだろうけど。
ブロックでコースを絞って、スパイカーの動きや癖を計算してスパイクコースに回り込む。梟谷戦で夜久さんのディグは、そう解説されていたけど、それはネコの専売特許というわけではなくどこのチームでもやってることだと思う。

じゃあ、音駒と他のチームでは何が違うんだろうってのがずっと謎だった。守備にかける練習量が違うのか、監督の指導法が特別なものなのか。選手一人一人の意識の持ち方も違うかもしれない。「単純ででも困難なそれ」を、音駒が「ごく当然の様に」やれるのは一体なぜなんだろう。(まあそういう設定だからと言われればそれまでなんだけど)

田中さんは結構な強打を打つんだと思うけど、綺麗に拾われてセッターに「据え膳レシーブ」を返させてしまった。さすがにリベロの真正面では仕方ないのかな。音駒の守備が仕上がり始めたと赤葦さんは言ってたけど、言い方を変えると烏野の攻撃に慣れてきたということなんだろうか。

東京予選はほとんど覚えてなかったから、ちょっと読み返して見たんだけど、フクロウの監督が、こっちの万全な攻撃には音駒もそうそう対応できないと言っていた、その言葉通り、五本指の木兎さんの攻撃でフクロウがネコを押し切った印象だ。フクロウの場合ボクトさんを支えるメンバーの力が半端なく安定してるからこそなんだろけど。
烏野には五本指も三本指もいないし、シンクロには簡単に対応されちゃったし、点差は迫るし。

田中さんのスパイクを夜久さんがかろうじてあげたボールは相手に返すだけの、烏野にとってチャンスボールになった。(結局は生かしきれなかったけど)
攻守が入れ替わっての同じ構図の場面、福永さんのバックアタックを今度は西谷さんがかろうじてあげた。普通なら音駒のチャンスボールになってしまう場面。連続得点で音駒は押せ押せになるはずっだったんだろう。
この場面で、絡め取られていく獲物を観察するような(いままでに何回も見たことがある、自身も何度か経験してるだろう光景なんだと思う)表情の大将さんや無言になってしまったギャラリーのカップル。音駒が烏野を捕まえにかかろうとしてるのを、ギャラシー席でも感じてるだろう空気感が伝わってくる。

【ただただ拾って 攻撃し返す ただし万全の体勢で。】
【単純で でも 困難なそれを ごく当然の様にやる】
【強烈なスパイク・ブロック・サーブで圧倒してくるわけじゃない】
【でも 気付けば背後に迫っている】
【それが音駒だ】

じゃあ烏野は?
烏野も単純だ。音駒よりもっと単純かもしれない。つながったボールを、ただ攻撃し返す。それがどんなに困難な状態からでも、ごく当然のようにやる。
烏野は最初の試合と比べたら、ブロックも育ってきてるし、フロアディフェンスとの連携も(音駒には遠く及ばないかもしれないけど)、スパイカーの個々の技量も、攻撃のバリエーションも、どれも進歩しているんだと思う。それでも、守備の面で見ればまだまだ安定しない。そこでどんな形にしろ繋がれたボールを影山が攻撃の形に持っていくのが烏野でそれは最初の試合から変わっていないんだと思う。烏野イコール影山というわけではないけれど、烏野には影山が居る、っていうのはなるほどなあと思う。

いつの間にか変人速攻からヘンタイ速攻になってしまっているけれど、影山・日向の速攻で16・14。

これからは、仕上がり始めた音駒の守備の上をいく対応力を、影山くんには見せて欲しいと思うけど、すんなり見せてもらえるような気はしない。
それにしても、ボクトさんと黒尾さんが影山について直接何か発言するのは、結構新鮮な感じがする。

 

知らないことは存在しない、はずがない

アフガニスタン自爆テロ。選挙人登録の手続きを行っていた高校を狙ったISによる犯行で、少なくても女性や子供を含む30人以上が死亡したという。
アラビア半島ではISとの戦いはもう終わりに近づいてるというけれど。
アフガニスタンでISはどれほど勢力を伸ばしているんだろう。

パレスチナのガザでは、3月の末からガザの人々による抵抗運動が続いていて、金曜日にはイスラエル軍の射撃で4人が死亡。3月末からの犠牲者は、37人に上るという。

報道によれば、金曜日の犠牲者の中には15歳の少年もいたという。何の武器も持たず、逃げる途中に撃たれたらしい。子供を殺された父親の、息子が殉教者になれたことを神に感謝するという言葉が報道されていた。仕事も希望もない、壁に閉じ込められた日々の絶望が言わせた言葉だと思う。

抵抗の手段は、タイヤを燃やすこと、投石、尾に火をつけたタコを飛ばすこと。
そんな人たちに実弾を使うイスラエルの兵士たち。
国際社会はイスラエルを非難してるみたいだけど、イスラエルは、パレスチナから大群が壁を超えてきて、兵士たちや近くのコミュニティを攻撃するのを防ぐため、つまり自衛のためだと主張してるらしい。

 

 

 

 

 

 

対話のための対話があるなら、圧力のための圧力もあるのかも

南北首脳会談まで1週間を切って、南北首脳間にホットラインが引かれ、北朝鮮は核・ミサイル実験の停止と北部の核実験場の廃棄を発表した。

トランプ大統領は、完全な非核化実現までは北朝鮮に見返りを与えない方針だというけど、北朝鮮の方は非核化までの段階ごとに対価を要求したいという。

実験停止の発表も、米朝首脳会談で交渉を有利に進めるための米国へのプレッシャーだという。

トランプ大統領も金委員長も、みんなが目指す非核化とはどういう状態を指すのか、未だに定まっていないというけど、本当にそうならとても不安定な土台の上でみんながゴールに向かって進んでるってことになるんだろうか。

 

新しい貿易協議の記事を読んで

日米首脳会談では、貿易の問題について新たな貿易協議の開始で合意したという。
「自由で公正かつ相互的な貿易取引のための日米協議」通称FFR。担当は、茂木経済再生相とライトハイザー米通商代表部代表。

これまで、貿易問題については、ペンス副大統領と麻生副総理兼財務相が協議してきたけど、報道によれば、【トランプ政権では成果が上がらない麻生氏の経済対話への不満が高まっていた。そこで日本は次の手として貿易分野を専門的に交渉するFFRを提案。】したという。

記事(東京新聞)を読むとTPPが最善とする安倍首相と、1対1の交渉を譲らないトランプ大統領との溝はうまらなかったみたいだ。新しい協議での、日本の方針はアメリカのTPP復帰へ向けての説得だそうだけど、その交渉相手は80年代の日米貿易摩擦で「日本たたき」を主導した対日強硬派で、「TPPを上回る市場開放を求めてくる恐れがある】という。
そうだとしたら、 FFRはトランプ大統領が求める2国間交渉とどう違うんだろう。

 

 日米首脳会談の報道を見て

日米首脳会談が終わった。
報道によると、米朝首脳会談で拉致問題を取り上げて欲しいという日本側のお願いを、トランプ大統領は聞き入れてくれたみたいだ。

トランプ大統領は、2016年の大統領選挙中、金正恩と話ができると言っていた。けれど、就任以来対話モードはすっかり消えて、テレビのバラエティ番組のノリのような言葉で北朝鮮と罵り合いを続け、その間北朝鮮は核実験、ミサイル実験を加速させた。
年が明けて、オリンピックが終わって、南北首脳会談の話から一気に米朝首脳会談を開くところまでとんとん拍子にことが進んでる。
朝鮮戦争を公式に終わらせる平和条約も議論されてるみたいだ。

報道によれば、今回の米朝首脳会談への道筋は、CIAが主導したという。
極秘で訪朝し金正恩委員長と面会したポンペオ長官に同行したのもCIA職員で、国務省からもホワイトハウスからも同行者はなかったという。(ポンペオ氏が国務長官になったらどうなるんだろう。)

トランプ大統領と安倍首相は、北朝鮮に対してずっと強硬な態度で一緒にやってきたけれど、結果は、米朝首脳会談が開催されることになり、日本は韓国とアメリカに拉致問題をそれぞれの会談で取り上げるようお願いするだけの(少なくてもそう見える)立場になってしまった。

北との対話を模索していたティラーソン前国務長官とは違い、トランプ大統領は安倍首相同様、圧力一辺倒のように見えたけど、結果から見ると、見えないところで別の道も探っていたということになるんだろうか。安倍首相とは違い、結果としてトランプ大統領は、圧力一辺倒ではなかったということなんだろうか。

いつ頃から変わってきていたんだろう。日本の外交を担う人たちは、その変化をとらえていたんだろうか。
トランプ大統領を読み解くのはとても難しいことなんだろうとは思うけど。