安倍首相とトランプ大統領

何日か前の東京新聞のコラムで、安倍首相によるトランプ大統領ノーベル賞推薦の話題を取り上げていた。
推薦は事実なのか国会で問われた首相がはっきりと答えなかったことに触れ、コラムは「安倍さん自身、胸の張れる推薦ではないことをよくわかっていらっしゃるように見える」と締めくくっていた。


そうなのかなあ。国民の反応を気にしてはっきりと答えなかったという解説もあったけど。
推薦はトランプ大統領からの依頼だとも報道されていた。猛獣のようなトランプ大統領の懐に入って猛獣を飼いならすのが安倍首相の戦略だと別の記事で専門家が解説していたけれど、平和賞の推薦くらい(どうせ50年は秘密だし)お安い御用なのかもしれない。


先日国会中継をつけていたら、統計問題についての質問の中で、実質賃金は下がってるんじゃないのかという野党議員に対して、安倍首相は、民主党政権を持ち出して、こんなに悪かったあんなにひどかったと批判し返していた。
最近はどうなのか知らないけど、トランプ大統領も都合が悪くなるとヒラリー・クリントンさんを持ち出して批判していたことがよくあったように思う。(トランプ大統領は全方位批判って感じだけど)


いつまで敗者を叩くんだろう。安倍首相が民主党政権を持ち出してくるたび、トランプ大統領がヒラリーさんを持ち出すたびに思う。
二人は共通の価値観で理解し合う仲なんだろうなあ。

ハイキュー!! 第338話 小さな巨人決定戦 感想(2)

全国ベスト8常連の白鳥沢を破って春高出場を決めた烏野。そう考えれば、準々決勝進出の全国ベスト8に烏野が進んだのは、格別驚くようなことではないのかもしれない。
でも、県内の伊達工にも完敗してからまだ1年経ってないんだからなあ。やっぱすごい。

 【「レベルをMAXまで上げた伊達工」にユースクラスのエースが居るチーム】
烏養さんの言葉に絶句したメンバーが、主将の「全国ベスト8」の一言ですっかり気合が入ったようだ。

勢いだけのチームじゃないけど、やっぱりまだ勢いが必要なチームでもあるような気がするから、気合いは大事なんだと思う。

 

潔子さんじゃないけれど、影山がペンを握ってノートに向かってる姿はやっぱり新鮮だ。毎回試合の後につけてるのか、練習の後にも毎日つけてるのか。日誌だから毎日なのかな。バレー日誌ってどういうものなんだろう。自分が出た試合も自分が出なかった試合もつけてるんだろうなあ。一体いつからつけているんだろう。


日向は、烏野以前の影山を知らない(強烈な出会いは除いて)けど、影山がバレーに対してどう向き合ってきたかわかってるみたいだ。日向がバレーボールなんて見た事ものなかった頃から、毎日毎日影山はバレーをしてきた。ゲームをやりたいとか友達と遊びたいとか日向なら思ったかもしれない時もだ。
今の影山を見てるからだけではなく、今の日向はその影山と同じ”毎日バレー”になってるからこそ、これまでの彼のことを理解できるんだと思う。


鴎台はMAX状態の伊達工のブロックのチーム。
セッターにかかる負担は相当なものになるんだろう。ネット際の圧に神経がすり減っていくのかな。春高にきてから影山くんが追い込まれるような場面はほとんど見なかったような気がする。そろそろテンションマックスの影山が見たいなあ。

潔子さんは、バレー日誌をつける影山は意外だという。もっとその時のインスピレーションだのみのプレーをする選手、だと思ってるみたいだ。
トビオの天才っぽいところはバカなとこ、と及川さんが言ってたのに近い感じかな。
多分それは間違いではないんだと思う。ただ、試合でインスピレーションが湧く状態に持っていくには、日々のプレイを振り返り、修正して、またプレイして、という地道な作業の積み重ねが必要なんだろう。ボクトさんも言ってたように、試合でフィードバックして練習で確実にする。


なんにせよ、久々の烏野の試合。楽しみです。

ハイキュー!! 第338話 小さな巨人決定戦 感想(1)

「どっちが現在の小さな巨人か決めようぜ」
星海くんの一言で始まった久々の烏野高校編。
タイトルにもあるように、この試合は、日向対星海のスパイカー対決に焦点が当たるのかなと思いきや、鴎台は全国トップクラスのブロックを誇るチーム、だという。
MAXの伊達工並みのブロック。日向はワクワク顔をしてるけど、旭さんは目が虚ろだ。直接ブロックにぶち当たるスパイカーもさることながら、セッターの感じる圧も半端じゃないんだろうなあ。セッターがブロッカーの圧を感じるシーンは、これまでちょこちょこ書かれてきたけど、MAXの伊達工ブロックなんて影山にとってもたぶん初めての経験だろうから、どう反応するのか結構楽しみだ。


小さな巨人対決にあわせたのか、ここまで名前も顔もわからなかった”小さな巨人”が、ここで初めての登場。思いっきり演出付きでの登場になるのかと思いきや、日向のアイドルの登場は、物語の始まりの象徴のような存在の割にあっけなかった。
ここまで”小さな巨人”という言葉だけで繰り返しその存在を印象付けてきた。物語の中では名前も顔もわからないのに大きな存在だったのに、その他大勢のOBの一人みたいな軽い登場の場面。
それはものすごく意外でびっくりというわけでもなかったけど、ちょっと拍子抜けした。
(物語初期からずっと残されてきた”小さな巨人は何者なのか”という疑問も答えが出たことだし、なんとなく終わりに向かって加速してきたように感じられて少し寂しい気もする。)


今の”小さな巨人”くんにとって、バレーボールは、烏野が準々決勝まで残ってると聞いて初めて見にくる程度で、完全に過去の思い出になってるみたいだ。
今はバレーボールをやってないと聞いた瞬間の日向の表情が印象的。自分のアイドルがバレーを止めてるかもなんて、これっぽっちも思ったことがなかったんだろうなあ。小さな巨人の今を、日向が色々調べていたというのも、ちょっと意外だった。今まで書かれたことはなかったと思う。
ずっとそうなりたいと思っていた憧れの存在が、もう同じ世界にいないということは、日向にとっては多分ショックだったんだろうと思ったんだけど。


「あんまがっかりしてない」。
なんでなんだろう。日向本人にもわからない。
「あんな風になれたらカッコいいと思った」ただそう思って始めたバレーボール。がっかりしてもおかしくないと日向自身も思ってるのに。

日向にとっても、小さな巨人の存在は、現在と未来のものではなくなっているのかな。
今回の拍子抜けするような登場の仕方は、「あんまがっかりしていない」という日向の心の変化に沿ったものだったみたいだ。

 

 

 

トランプ大統領をノーベル平和賞に推薦?の記事を読んで

報道によると、国家非常事態宣言を発表したのと同じ15日(金)の記者会見で、トランプ大統領は、安倍首相がトランプ氏をノーベル平和賞に推薦したと述べたという。首相が平和賞の選考機関に送ったとされる推薦状のコピーを受け取ったという。
日本の上空を飛ぶ北朝鮮のミサイルの脅威をなくしたのがその理由らしい。
ノーベル賞委員会は、今年は平和賞の候補として304件の推薦を受理、規定で50年間は候補者名や選考過程は公表されないという。
トランプ大統領は、詳細については語らなかったということで、安倍首相が日本を代表してトランプ大統領ノーベル平和賞に推薦したのかどうか、【真偽は不明だ】と新聞には書いてあった。

大国アメリカの大統領が、一国の首相からノーベル平和賞に推薦された、と公の場で述べたことについて、真偽が不明というのも本来なら失礼な話なのかもしれないけど、トランプ大統領だしなあ。「真偽不明」が違和感なく受け取れるってのは、おかしなことだとも思うけど。


イランの核合意からは抜けるし、イエメンに空爆し続けるサウジアラビアへの支援は続けてるし(議会の決議に従うのかもしれないけど)。トランプ大統領に平和賞ってのは、どうなんでしょう。
北朝鮮の問題にしても、日本が射程に入ってるミサイルの危機が解決したわけでもなく、核の廃棄だってどうなることやらだし、拉致問題も解決に向かってるのかどうかもよくわからない状況で、日本の首相がノーベル平和賞に推薦ってのはとても信じられない。

トランプ大統領の国家非常事態宣言の記事を読んで

金曜日、トランプ大統領が、国家非常事態宣言をした。
メキシコ国境に壁を作る金を得るために、宣言を出すことを検討してると随分前から言われてはいたみたいだけど、本当にやった。

大統領による非常事態宣言はこれまで50数回出されていて、そのほとんどは、国際紛争や人権侵害に対する資金凍結などの制裁措置を含む対外的な危機に対するものだという。議会が認めなかった予算措置を伴う政策を強行するために行うものではなかった。議会の承認なしの金を使うためにこの宣言が使われたのは、過去2回だけらしい。
1度目は、父ブッシュの時代、1990年イラククウェート侵攻に対するための湾岸戦争の資金調達の際。
2度目は、子ブッシュの時、2001年のアルカイーダによる米国本土攻撃、同時多発テロの際。
いずれにしろ2回とも、軍の金を軍の行動のために使うものだった。
今回のトランプ大統領の宣言は違う。
国境沿いに壁を作りたいという自分の政策のための予算を議会に認めてもらうための説得をやり損なった挙句の、非常事態宣言だ。

当然共和党内にも反対が根強くあるようだけど、大統領再選に向けて白人労働者ら支持者へのアピールを優先したみたいだ。
トランプ大統領は、メキシコとの国境から、不法移民、犯罪者、違法薬物が流入アメリカ人の生活を脅かしているから壁が必要だと主張してるようだけど、ここ数年不法入国者は減る傾向にあるという。違法ドラッグの流入にしても、麻薬王の裁判でも明らかにされたように、壁を作れば防げるというような持ち込まれ方はしていないみたいだ。もっともそんなファクトも、トランプ大統領にかかるとフェイクになってしまうみたいだからいくら並べても意味がないんだろう。

民主党は、「議会は憲法で定められた権限を守る」とし、宣言の無効を司法にも訴える見通しだという。

火曜日には、議会は13億7500万ドルのフェンス予算を通して、トランプ大統領もサインしたのに、非常事態宣言で80億ドルを軍予算からゲットしたという。元々トランプ大統領が要求していたのは57億ドルだというから、大幅プラスだ。


選挙で勝つために、コアな支持層だけに向けた政策を、手段を選ばずに強行する。


トランプ大統領が就任したばかりの頃、拷問を認めるようなことを口にしていたことに対して、アメリカの大統領のそんな発言は世界中の独裁政権の拷問という手段に米国大統領のお墨付きを与えるようなものだという批判をよく読んだ覚えがある。
拷問のお墨付きとはレベルが違うかもしれないけど、アメリカ大統領のコアな支持者だけに向けた行為に勇気付けられる”指導者”もいるのかな。

イエメン関連の記事を読んで

先月スウェーデンで開かれた和平協議で、ホデイダでの停戦や捕虜交換などで合意したイエメン内戦。
ホデイダでの停戦は守られてきたもののその他の地域では戦闘が収まっておらず、人道支援も進んでいないという。

13日、米下院でイエメン内戦でのサウジアラビアへのアメリカの支援停止を求める決議案が、共和党からも18人が賛成に回り、248対177の賛成多数で可決されたという。
先月同様の決議案を可決している上院は今回も可決される可能性が高く、そうなればトランンプ大統領は拒否権を行使するかどうかが迫られるのだという。

この決議案は、1973年の戦争権限法(議会が承認していない戦争で米軍撤収の権限を議会に与えるもの)を根拠にしてるみたいだ。ベトナム戦争の反省から生まれた法だという。

 

 

キレ気味の首相答弁のシーンを見て

自衛隊員募集に6割の都道府県が協力してないと言った安倍首相の発言は丸々フェイクというわけではないのかもしれないけど、首相のいう”協力”の範囲は、かなり偏った見方のような気がする。

夕方のニュースで、国会で自衛隊絡みの質問に答える首相の姿を見て、ちょっと唖然としてしまった。
「お父さんは憲法違反なの?」と涙を浮かべる息子とその父のエピソード(改憲の理由として首相がよく引き合いに出すエピソードらしい)について、野党議員が、駐屯地近くで育った自分の実感とは違う、「実話ですか?」と質問した時だ。
最初は「実話です」と答えたみたいだけど、さらに突っ込まれると「本多議員は、わたしの言ったことはうそだと言っているんでしょ。それは非常に無礼な話ですよ。うそだって言ってるんでしょ、あなたは」、「本当だったらどうするんですか、これ」と、キレ気味に反論していた。

 

なんだかなあ。そんなに切れるような質問でもなかったと思うけど。別に嘘つき呼ばわりしたわけでもないし。
通して見たわけではなく、ニュースの中の短いシーンではあったんだけど。

 

首相がキレ気味になるのは珍しいことではないような気はするけど、今日のようなシーンを支持者の人たちはどう思うんだろう。
嘘つき呼ばわりされたんだから首相が怒るのは当然だって感じなのかな。どうなんだろう。