ハイキュー!! 第330話 エースのさだめ 感想

梟谷対狢坂は、今の所、木兎対桐生のエース対決にスポットライトを当てる展開だ。
「他人の評価を気にしたり、他人と自分を比べたり」してしまうのが大多数だと思うけど、そういう自分を客観視して「負けてたまるか」と自分を高める原動力にすることができる桐生は、「雑念」が全くないように見えるエースたちとは違った強さがあるんだろうと思う。


相手サーブでも当然のように狙われる木兎。ヘビ戦で音駒の山本がいろいろ狙われた時、心折れそうになるシーンがあったと思うけど、木兎さんが狙われるこのシーン、本人よりも赤葦さんのダメージの方が大きそうだ。
この大会、木兎さんは本気で優勝狙ってるみたいだし、何れにしても梟谷での集大成の試合になるんだろうし、1年下のセッターとして木兎さんを支え続けた赤葦にとっては気負わずにはいられない試合なんだろう。

狢坂の木兎対策はここまでは当たってるみたいで、木兎さんはなかなか気持ちよく決めさせてもらえない。サーブでも狙われてブロックでも対策されて、普通なら重圧に負けて心折れるのも時間の問題なのかも。でもボクトだから。
強い相手に心折れることはないという、ずっと以前の赤葦さんの言葉は心強いけど、木兎さんのことを多分3年分たっぷり知ってる黒尾さんの心配は気になる。
木兎さん自身の反応ははっきりとは描かれていないけど、、他が心折れそうな時には頼りになるエースらしいから、多分大丈夫なんだろう。

狢坂の木兎対策は同時に赤葦にも効いてるみたいだ。赤葦のことだからモーションがバレバレのツーというわけでもなかったんだろうけど、木兎さんが連続してスパイクを決められず焦りもあったのかなあ。
他のメンバーはいつもと変わらない様子だけど、赤葦さんは悪いリズムにはまっているみたいだ。ウシワカの一言で五色が正気を取り戻したように、木兎さんが赤葦さんを平常モードに戻す場面がどこかにくるんだろう。

それにしても狢坂のセッターはここまで赤葦の攻撃パターンをすっかり読んでいるみたいだけど、あたりが続いているだけなのか、それとも無邪気そうな顔をした超曲者なのか、どっちだろう。
ツインタワーMBは二人とも面白そうだし、桐生も魅力的だし、この試合やっぱり楽しいかも。

 

国会の存在意義?

改正入管難民法が成立し、施行は4月からだという。
拙速すぎると批判浴びまくりの法案だったけど、あっけなく成立してしまった。
外国人労働者受け入れは、論議に時間をかければかけるほど大きくなるだろう支持者の反発を避けるために、批判など物ともせずにスピード成立させたのだろうと、テレビでコメンテーターが話してた。

ホントだろうか。
支持者の反発は避けたいけど、首相肝いりの法案は何が何でも通したい。ホントにそんなことで議論を放棄する議員なんて存在するんだろうか。
国会の存在意義が問われる、とはよく聞くけど、この法律の成立までの報道を見ていると、国会ではなく与党議員の存在意義が問われてるような気がする。

与党議員は必要なんだろうか。多数決だから、頭数は必要なんだろうけど。生身の議員はどうなんだろう。
議論は避けて賛成票を投じるだけなら、とりあえず生身の人間でなくてもいいような気がする。

イエメンの記事を読んで

スウェーデンで2年ぶりに行われている内戦中のイエメンの和平協議。昨日は、敵対するイエメン暫定政権とフーシ派の間にある根強い不信感から交渉の進展は期待薄、という報道が目についたけど、協議はどうなっているんだろう。


内戦が始まって3年超、国連が最悪の人道危機を警告しているイエメンだけど、あまり多く報道されることがない。その多くない報道の中でもサウジアラビア対イランの代理戦争を戦っている暫定政権対フーシ派という図式はよく見かける。
けど、反政府派武装勢力と言われるフーシ派についてはもとより、国際的に認められているという暫定政権についてもその実態はほとんど報道されてないように思う。


ニューヨークタイムズの記事によると、ジャーナリスト(に限らないみたいだけど)がイエメンに入るのはとても難しいらしい。
そこをなんとか国連にくっついて入国できた記者の記事によると、反政府勢力と呼ばれるフーシ派は食糧援助を妨害したり、12歳の子供を兵士にリクルートしたり、市民の人権抑圧など批判されるべき支配体制ではあるけれど、一方で、その支配地域では秩序を維持しアルカイーダやイスラム国を鎮圧してるみたいだ。彼らが支配する首都サヌアは、うろうろ歩き回っても誘拐の危険を感じることもなかったという。

一方の国際的に認められている暫定政権の支配する南部のアデンでは、サヌアよりひどい飢餓状態で、治安もかなり混沌としているみたいだ。記事によると、誘拐や殺人は恒常的に起きていて、記者の利用した宿泊施設では防弾ベストを提供されたという。
もっともハディ大統領の暫定政権はサウジアラビアのリヤドを根拠地にしている(暫定というより亡命政権みたいだ)みたいだからそれも当然なのかもしれないけど。
それでも限定的ながら存在する秩序を維持してるのはUAEの兵士と、暫定政権側の民兵たちで、戦争に嫌気がさしている(らしい)UAEが後のことを考えずに兵を引き上げるようなことがあれば、アデンはすぐにソマリアのようなカオスに陥るのではないかとこの記者は懸念しているようだ。
内戦に介入を始めた時、サウジアラビアUAEはどんなゴールを描いていたんだろう。

 

 

イエメンの和平協議の記事を読んで

報道によると、国連の仲介により、イエメンの内戦の和平協議が今日6日、スウェーデンで始まるという。2016年以来2年ぶりだという和平協議。

首都サヌアの空港再開や、激しい戦闘があった港湾都市ホデイダでの戦闘停止を協議、【移行政府の発足を含めた包括的な停戦合意】を目指すみたいだ。
サウジとイランの代理戦争と言われるイエメン内戦で敵対する暫定政権とフーシ派。
両者が交渉を受け入れた背景には、それぞれの後ろにいる大国の事情があるみたいだ。
暫定政権の後ろにいるサウジは、カショギさん殺害事件でムハンマド皇太子が国際的に非難を浴びている。フーシ派の後ろにいるイランは、アメリカの経済制裁で経済的に苦しく、国民の不満が広がっているという。

和平協議は、暫定政権とフーシ派のそれぞれの代表団が直接協議するのではなく、国連特使側が双方の間に入って協議が行われる見通しだという。両者の間の不信感は根深く強いという報道もあったけど。
以前にシリアの和平協議の報道で、対立してる当事者が同じテーブルにつかず、国連特使によるシャトル協議が行われたという記事を読んだことがあった。
今回のイエメンの協議もそういう形、イエメン担当のグリフィス国連特使が、両者の部屋を行ったり来たりする協議が行われるということなんだろうか。

 

飢餓に直面する人たちにとっては時間との戦いでもあるはず。

 

小型原発の記事を読んで

昨日から東京新聞で連載されてる記事によると、再生可能エネルギーに押されてじり貧の原発産業とその推進官庁が地球温暖化対策の名の下に巻き返しを図ってるらしい。

11月に日本の経済産業省で開かれた非公開国際会議で語られたのは、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの不安定さを原発で補って、温室効果ガスの排出削減に取り組む「パリ協定」を満たそう、という組み立てらしい。
会議を開いたのは、「クリーンエネルギーの未来のための原子力革新」(略称NICE Future)。アメリカが提案した連合体で日本も、米・カナダとともに事務局になってるという。
その狙いは「原子力がクリーンエネルギーに含まれるようにすること」。

再生可能エネルギーにくっついて生き残ろうという時に「小型モジュール炉」(SMR)という技術がうってつけらしい。

記事によると、それは工場で作って現場で組み立てるため建設費が安上がりで、出力も従来の軽水炉の3分の1。電力需要の小さな地域に向いてるとかで、経産省は地方への導入を探ってるという。
「技術の『死の谷』を乗り越える」ために経産省はSMRを含む原子炉技術の高度化を補助金で支えていくらしい。

福島第一の事故を経験してなお原発にしがみつこうという考えがもう、全然全く理解できないけど、電力需要の小さな地域に向いてるからと、今度もまた地方に原発を建てていこうという企みには怒りが湧いてくる。

走行距離課税?

カーシェアが普及したけど、シェアじゃ車の保有者は増加しないし、排ガス出さない電気自動車は税額が低い。よって車関連の税収が減少する。
だから走った分だけ課税するって?走った分だけガソリン税も取られてるってのに、この上走行距離課税なんて。


報道によれば、自動車業界からは、「乗った距離で課税するのはわかりやすくフェアだ。週末だけ車を乗りたい人も車を買いやすくなるのではないか」という声も出てるという。大手メーカー関係者の声らしいけど、大手メーカーってどこなんだろう。地方に販売店がないメーカーなんだろうか。そんなのがあるとすればだけど。


イエローベストは、マクロン大統領による都市生活者と富裕層中心の政策に不満をためた地方の中・低所得者の怒りが、燃油増税で沸点に達した結果だという見方もあるみたいだ。燃油増税に対して、電気自動車購入補助金という対策を打ち出してるみたいだけど、補助金あるから買い替えようなんて余裕がなければ、そんな補助金政策などさらなる怒りを煽るだけだ。


それにしても、走行距離課税を本気で検討するなんて、自民党税制調査会には地方視点はないのか?なりふり構わず取りやすいところから取れるだけ取るってことなのかな。イエローベストは日本では起こらないと安心しきってるんだろうなあ。

 

 

 

ハイキュー!! 第329話 全国三大エース 感想

影山やウシワカ基準で見ると、マークされて心が折れなんてことはありえないことのように思えるけど、多分彼らのようなのは全くの基準外なんだろう。

3大エースの一人桐生は、見た目の印象からなんとなくパワー系のスパイカーなんだろうなあとは思っていたけど、それだけじゃなかったみたいだ。

伊達工戦で心を折られた旭さんのエピソードを読んで、バレーボールという競技でエースってのは困った時こそボールが集まる特別な意味を持つ言葉だと知った。そのエースが徹底してブロックされるときに感じる恐怖はハイキュー!!で何度も描かれてきたけど、実際に経験したことがないからやっぱり理解しきれない。

中学の全国大会、執拗にマークされても打ち続けた桐生が「、、打てる 決めろ 打てる!!」と跳んだ最後の瞬間に打つことを回避したのは印象的だった。「打てる!!」と心で思った瞬間と打つことを回避してしまった瞬間の間のほんのわずかな時間。ウシワカとの差はそのわずかな間に彼を捕らえた恐怖なのかなあ。一瞬の脆さかなあ。それとも、なんだろう。

でもその瞬間があったからこその今の桐生みたいだ。もともと(稲荷の双子も言ってたけど)バレーボールのプレイ全般に器用な選手だったらしいけど、黒尾や解説者の言葉からすると、”悪球打ちの桐生”と呼ばれるようになるまで地味なトレーニングを積んできたみたいだ。実直な性格なんだろうなあ。
それにしても乱れたトスにも対応してなおかつパワーで打ち切ることができるエースなんて、相手チームからしたらどうにも厄介なスパイカーだ。


それにしても今回は中学時代のウシワカと稲荷の双子を見られただけでもなんか得した気分。

 

ウシワカは強力なパワースパイカーであることが最大の売りなんだろうと思ってたけど、もしかしたら最大の魅力は、崖っぷちに立っても「エース」であり続けることができるその精神力にあるのかもしれない。

そうなると、3大エースの最後の一人サクサがどんなスパイカーなのか、俄然気になる。
木兎さんと3大エースのギリギリの差は一体どこにあるのか、この試合でそれがわかるのか。強い相手とやるときの木兎さんはいつになく楽しそうだし、この試合結構いろいろおもしろそうで嬉しい。