スリランカのテロの報道を見て

日曜日に起きたスリランカ自爆テロは、24日までに死者が359人に上ったみたいだ。
自爆テロの実行犯は計9人、うち一人は女性だという。

報道によると、実行犯のうち2人は兄弟で、その父親はスパイスの取引で財をなしたという。この兄弟の他にも、実行犯のほとんどが高等教育を受けた中流以上の家庭の出身者らしい。

高学歴の裕福な家の子供で思い出すのは、2016年にバングラデシュで起きた人質テロ事件。あの事件でも、実行犯の中に、高学歴の裕福な若者が含まれていた。
仏教徒が多数のスリランカイスラム教徒が多数のバングラデシュじゃ事情は全然異なるんだろうけど。
やっぱりどうしても、何が不満で?と問いたくなってしまう。

イスラム国が犯行声明を出したけど、自爆の実行犯たちがイスラム国のために中東に行ったことがあるのかの証拠もまだ見つかっておらず、今回のテロ攻撃とイスラム国のつながりについての明らかな証拠はまだ上がってないらしい。

スリランカでは仏教徒が70%の多数を占め、その他少数派はヒンズー教徒13%、イスラム教徒10%、キリスト教7%。20年以上続いた内戦では、宗教対立の要素はなかったというけれど、報道によると、2009年の内戦終結後、過激派仏教徒の集団がイスラム教徒を迫害することが増えていたらしい。過激派仏教徒キリスト教も標的にしていたという。
新聞の受け売りだけど、キリスト教徒もイスラム教徒も共に、過激派仏教徒の標的であり、これまでは2つの宗教間に暴力的な対立はなかった。のに、今回のテロ。

事件の後、報復(多分そうだろうと見られてるみたいだ)で店を焼かれたイスラム教徒もいるらしい。

 

首相がやると言えばやる、、というのはやっぱり釈然としない

18日にインターネットテレビの番組で10月の消費税引き上げ延期に言及したことについて、自民党の萩生田幹事長代行は「個人の見解」だと釈明し、安倍首相と事前に意思疎通を図ったのではないかとの見方を否定した。
増税延期の場合は衆院解散が必要だと話した点については、「過去の例にならって、何らかの国民の了解を得る必要性があるのではないかと言及した」のだという。

消費増税延期については国民の信を得る必要があるという発言は、首相の解散権にまで踏み込んだという批判を浴びたみたいだけれど、報道によると、21日の衆院補選で沖縄、大阪の両方で負けたことを受けて、安倍首相が衆院を解散し夏の参院選と衆参同日選に持ってくのではないかとの観測が広がり始めたという。
22日には菅官房長官が会見で「首相がやると言えばやるし、やらないと言えばやらない」と衆院解散について明確な否定をしなかった。

今日の朝刊には、「同日選」を警戒して、野党が、衆参両院戦での候補者一本化に向けて調整を本格化させ始めたという記事が載っていた。

記事によると【同日選は、自民党衆院議員の後援組織をフル稼働させるため、参院選を単独で行う場合に比べて参院議席の上積みにつながるとの見方がある。だが、衆参両院で会見勢力が3分の2以上の議席を割り込むリスクもあり、首相は解散に踏み切れないとの意見も多い。」のだそうだ。
でも野党の準備が整わないうちにやってしまえば、野党は大敗する。当の野党自身がそのような危機感を強く抱いているというのだから、首相にとっては結構分のいいギャンブルなのかもしれない。

もしそうなったら、萩生田氏の言う通り、消費増税の延期はそのために丁度良い大義になるということなんだろうか。

腹がたつ。
解散があろうとなかろうと、そんな観測がまことしやかに出てくるというだけでも、なんだかとても腹立たしい。


たった2%だろうがなんだろうが、増税なんて嫌だ。消費増税よりも前にやることがあるような気もする。幼児教育の無償化も反対だ。本当に消費税しかないんだろうかとも思う。けど、国がえらい借金を抱えていて、それこそ痛みを伴う体質改善が待ったなしだということはなんとなく知ってる。
嫌だけどしょうがないと、多くの人が思ってる(ような気がする)。

そもそも前の延期は正しい判断だったのか?

専門家でも意見が分かれるようなこと、都合のいい時だけ「信を問う」なんて言葉で、国民に丸投げするなよ、と思う。(まだするかどうかわからないけど。)


このあいだの「国難突破解散」の時、問題にされたのか、されかけたのかはよく覚えてないけど、衆院解散は首相の専権事項とかで、なんだかんだと理屈をつけて、首相の都合のいい時に都合のいい解散をすることは首相の権利だということを思い知ったのは覚えてる。
とりあえず4年はしっかり働いてほしいと1票を託した議員の首をきることを、専権事項の一言で国民の都合とは関係のないところでやれるってのは、やっぱおかしいと思う。(まだやるかどうかわからないけど)

スリランカで爆弾テロのニュース

21日(日)最大の都市コロンボや周辺、東部バディカロアの高級ホテルや教会など8カ所で相次いで爆発、310人死亡、500人以上が負傷したという。
3つのホテルと3つの教会計6カ所の爆発は自爆テロによるものだという。

警察は、22日までに24人を拘束。今日の夕方のニュースでは40人拘束したという。
スリランカ政府は8件とも過激思想を持った同一グループ、「ナショナル・タウヒード・ジャマア」が実行したとみてるという。ただ、国際的組織の関与も疑っているみたいだ。
今日の東京新聞の朝刊記事には「警察当局は事前に、イスラム過激派によるキリスト教会攻撃の可能性を把握していたとの情報もあり」とあった。

翌日には24人拘束したというんだから、結構な情報を手にしてたんだろうと思ったら、ネットで見つけた別の記事によれば、4月上旬に教会や観光地を狙った攻撃の可能性があるという情報をインドや米国の情報機関が、スリランカ政府に警告していたという。治安当局はかなり詳細な情報を手に入れていたみたいだ。


スリランカではここ数ヶ月大統領と首相の確執が続き、この政治的分断が事前情報を無駄にした原因の可能性があるという。


夕方のニュースで、キリスト教会を狙ったのは、ニュージーランドのモスク襲撃事件への報復だという情報もあると言っていた。
もっともらしいといえばもっともらしい理由のような気もするけど。自爆犯も心からそう信じて自分の体を吹っ飛ばしたんだろうか。


スリランカでは、民兵化した仏教徒によるイスラム教徒襲撃が近年増えていたという。
ナショナル・タウヒード・ジャマアはそんな襲撃事件の結果出現したんだろうか。
2018年3月には、中部キャンディでのイスラム教徒と仏教徒の衝突が激化したため、政府が全土に内戦終結後初の非常事態宣言を出したという。

拘束された40人の中にはシリア人もいたという。
「ナショナル・タウヒード・ジャマア」という集団はもともとどんな目的を持った集団なんだろう。多数派の仏教徒と少数派のイスラム教徒の国で出てきた集団は、初めからイスラム国(とは限らないかもしれないけど)のような組織の影響を受けていたんだろうか。

ハイキュー!! 第346話 思惑 感想

3セットマッッチの1セット目は重いし、鴎のブロックは徐々に精度が上がってくるみたいだし、1セット目を20・25で取られたのは烏野にとって当然痛いはず。
なんだけど、月島はフルセットになる予感にため息(2セット目を取り返すのが前提)をつき、落ち込むポイントは日向と同じくくりにされたこと。余裕ですね。
アタッカーにとってブロックされることとフロアで拾われることと、メンタルにずしんとくるのがどちらなのかよくわからないけど、1セット目の鴎のブロックに烏野スパイカーたちはビビってるというほどではない様子だ。


とりあえず2mブロッカー相手には、パイプ攻撃(というやつだと思う)は効かないということを、影山くんは分析的に、日向は感覚的に掴んだみたいだ。

春高初戦で、体育館の高さに狂わされた影山の精密トスが、きっちり精度を取り戻した場面で書かれていた影山の空間把握のイメージ画は印象的だった。あれは相手コートの把握のイメージだったけど、自陣もきっちりスロットで把握してるみたいだ。
精密な技術を持つからこそできるスロットを意識した攻撃の組み立てを、これから見せてくれるのかなあ。

春高前の伊達工との練習試合がここでようやく生きてくるのかもしれない。
でかい選手からしたら、チビすぎて的が絞りづらいかもしれない日向。視界の端をブンブンうるさく動き回って、いきなりぐわっと視野の真ん中に入ってくる、感じかなあ。どうなんだろう。月島は日向のことをうっとおしくて叩き潰したくなると言っていたけど、目の端にギリギリ入るくらいの”何か”にちょこまか動きまわられるのは、確かにうっとおしいだろうと思う。

バレーボールでは背の高いことが正義、なんだろうとは思うけど、チビだからこそできるやり方で、鴎の鉄壁を少しづつ確実に狂わせていく、そんなシーンを見てみたいんだけど。

何年もハイキュー!!を読んできたけど、未だにローテーションってよくわからない。二口さんの解説からすると、烏養さんは、鴎の最強のブロックを、最強の囮(なんだかえらく懐かしい響きのような気がする)で引っ掻き回すという狙いなのかな。
ローテションの図を見ていろんなことがわかるようになると、バレーボールはもっと面白いんだろうと思う。


順番が逆になったけど、ベストゲームの人気投票。1位の烏野対音駒は、個人的には意外だけど、順当といえば順当なんだろう。主人公チームのいないゲームが半分を占めたのは意外。梟谷と音駒は人気があるんだなあ。

 

貿易交渉の記事を読んで

18日(木)、報道によると、NAFTA北米自由貿易協定)を見直した新協定が発効した場合の経済効果の試算が、アメリカで2つ公表されたという。

1つは米国際貿易委員会(ITC)による試算。この報告書は、米国議会に提出することが法に定められているらしい。
自動車に関して、無関税になるためには北米産の部材をより多く使わなければならないため、費用が増加し価格が上がり、米国販売が14万台減。完成車メーカーでは雇用が減るけど、米国内の部品生産は増えるため、それ以上に全体で自動車関連の雇用は2万8千人増。
6年後にはGDPが0.35%拡大し、17万6千人の雇用増、という試算だという。

2つ目は米通商代表部によるもの。ITCの試算に対し、今後5年間で日本メーカーを含む自動車各社が、3兆8000億円を米国に投資、自動車業界の雇用が5年で7万6千人増となるという。


新協定が発効するためには、議会の承認が必要で、ITCの報告書が出されたことで、これから審議が本格化するという。


米国内では、2020年の大統領選に向けて、新協定を公約達成リストに加えたいトランプ大統領と、それを阻止したい下院を握る民主党の戦いが多分激しくなるらしい。
民主党は、早々に批准してトランプ大統領に手柄を与えるのは絶対避けたいけど、これがポシャって経済が悪化した場合批判を浴びるのも嫌。だから最終的には批准するけど、それまでに政権から取れるものを取れるだけ分捕りたいのだという。
民主党は、この新協定の中の、メキシコの労働者の権利の改善に関する項目を盾に取る構えらしい。

カナダも10月に総選挙が予定され、アメリカは2020年に大統領選。
報道によれば、総選挙前にカナダで新協定が批准されるには審議時間が短すぎ、総選挙後の議会が2020年までに批准を完了する可能性は低いという。

トランプ大統領は、民主党に対しては、議会が承認を急がないなら、新協定の成立がないまま北米自由貿易協定NAFTA)を破棄すると脅し、メキシコに対しては、違法薬物や不法移民の問題に対処しなければ、メキシコからの輸入自動車に関税をかけると脅してるみたいだ。


この新協定(略称USMCA)は、日米貿易交渉にどう影響するんだろう。


先日の報道によれば、16日に終えた初協議では、議論の対象範囲を絞りきれなかったという。絞りきれないままに、アメリカは日米間に意見の相違がないデジタル貿易の協議入りを提案、日本側も「何の争いもない分野だ」として応じたという。
農水相OBの明大教授によれば、【「交渉範囲を確定しないうちに、関税協議に入ったことで、米国のペースに乗ってしまった。相手の好きなタイミングでサービス分野を追加され、交渉に揺さぶりをかけられる恐れがある。」】(東京新聞)という。交渉担当の茂木経済再生担当相は、他のサービス分野の追加協議については【「可能性は極めて低い」と否定し、米国の交渉責任者のライトハイザー通商代表との信頼関係を強調した。】という。大統領選を前にしたトランプ大統領相手に、信頼関係ってどれほどの重みがあるんだろう。
自動車の追加関税で脅しをかけられることはないんだろうか。茂木大臣の説明によれば、「交渉中は発動しないと再確認した」というけど。

令和の記事を読んで

元号選定のための有識者懇談会や全閣僚会議の議事内容が公表されたという。

報道によれば、有識者会議では「令和」の高評価が相次ぎ(9人中8人が令和を推薦したらしい)、衆参の正副議長からは「いずれも良さそうなので内閣にお任せ」という意見が多く、閣僚会議では10人(何人出席してたんだろう)が発言し、令話を押したのは4人だったという。最終的に、菅官房長官が安倍首相への一任を提案し、安倍首相が「新元号は令和としたい」と発言し、了承されたのだという。

有識者会議は、9時32分開始10時8分終了の正味36分。
その後の衆参両院正副議長の意見聴取は10時20分から37分までの17分間。
10時57分から全閣僚会議が始まり終了は11時16分でその間19分。その後の臨時閣議が終了したのが11時25分だから、それをあわせたとしても、28分。

36+17+28=81


元号発表の前、それが事前に漏れるのはまずいことだというのは理解できたけど、決定日当日の有識者や議会の正副議長などの携帯没収という措置には驚いた。そこまで厳重に秘密にする理由はいまだによくわからないけど、とりあえず、元号というものはものすごく物々しく重い扱いを受けるものだということはわかった。

 

それが1時間20分かあ。形式を整えるだけだと思えばこんなものなのかな。
うちの犬の名前を決めるのに家族3人であーでもないこーでもないと数日かかったことと、比べるレベルのことじゃないとはわかってるけど。

 

 

 

 

 

トランプ大統領の拒否権発動の記事を読んで

トランンプ大統領が2回目の拒否権を発動したとの記事が朝刊に載っていた。

イエメン内戦に介入するサウジアラビアへの軍事支援の中止を求める議会決議に対する拒否権だという。1回目の拒否権発動は、メキシコ国境の建設費を確保するための国家非常事態宣言を無効にする議会決議への発動。

サウジへの軍事支援の中止を求める決議は、上院で54対46、下院で247対175の多数で可決されたもの。カショギさん殺害事件へのムハンマド皇太子関与の疑い、イエメンの人道危機の深刻化を受けて、共和党の一部も賛成に回ったのだという。

トランプ大統領は、イランの支援を受けたフーシ派によるサウジへの攻撃をあげ、軍事支援の縮小は米国とサウジの関係を害し、テロ組織拡大を防ぐための米国の取り組みに悪影響だと、議会を非難したという。
拒否権を覆すのには議会の3分の2が必要で、それはちょっと無理みたいだ。で、結局サウジへの米軍の軍事支援は継続される見通しらしい。

先日は、アフガニスタンでの戦争犯罪をめぐる捜査開始請求が、国際刑事裁判所で却下されたと報道された。
報道によると、国際刑事裁判所ICC)検察局は、2006年、2003年以降のアフガンでの戦争犯罪などに関する予備捜査を開始。2017年には、ベンスダ主任検察官が、タリバンやアフガン兵だけでなく、米兵やCIAを含む外国の要員に対する本格捜査の許可をICC裁判所に求め、それがトランプ政権の怒りを買ったらしい。米国は米兵への捜査にかかわるICC職員にビザを発給しないと発表、4月に入り、ベンスダ主任検察官のビザを取り消したという。
で、12日に、ICCは、捜査開始請求を却下。

トランプ大統領は、この決定に対し【「米国の愛国者だけでなく、法の支配にとっても大きな国際的勝利だ」「米国、イスラエル、他の同盟国の要員を標的とする訴追の試みには、迅速かつ精力的に対応していく」】と発言したという。

サウジアラビアも、当然この「他の同盟国」に入るんだろう。

トランプ大統領は、サウジアラビアへの軍事支援をやめる気などさらさらない上に、この先サウジが戦争犯罪を追求されるような事態に直面したら、すぐさま圧力をかけて追求を止めさせる気は満々のようだ。
空爆で遠足のバスを吹っ飛ばされ殺されたイエメンの子供たちのことなど、頭の片隅にもないんだろうな。